本部最新情報

EVENTINFOREPORT


6月25日(日)から7月1日(土)まで、ロシア支部の夏合宿が黒海に面したソチにてロシアのビクター・ベロフ支部長の主催で実施された。この合宿にはロシア全土から約420名が参加し、日本から総本部師範で本部直轄四谷道場支部長の杉村多一郎師範が昨年第48回全日本大会チャンピオンの鎌田翔平を伴い指導を行った。
1週間続いた合宿では1日2回の稽古があり、午前は浜辺で全体稽古、午後は体育館で各クラスに分かれて行われ、指導は杉村師範が基本、移動、型の分解、補強を主に担当し、鎌田は改定ルールに則った組手稽古の指導を担当した。午前中の浜辺での稽古では海に向かって正拳300本突き、波打ち際での腹踏み、騎馬戦なども行われて大いに盛り上がり、合宿の空いた時間には審判講習会も行われた。30日(金)の昇段昇級審査には約120名が受審し、全日本チャンピオンの鎌田も組手審査の相手を務めた。
初めてロシア・ソチ合宿を訪れた鎌田は「ロシアの道場生は身体の芯の強さが特徴的で、10代の若い選手であってもなかなか崩れず、そのまま全日本大会に出場しても十分に戦えるレベルの技の切れや威力を持っていて、ロシア選手の強さや層の厚さを改めて感じました」と感想を述べ、ベロフ支部長とは約25年前に総本部で共に稽古で汗を流したという杉村師範は「合宿稽古も、また昇級昇段審査も、規律正しく非常に厳しい内容で行われていました。何年経っても変わることなく、大山総裁の創られた武道精神が大切に守られていることを改めて実感しました」と語った。

◎本部直轄四谷・飯田橋・東松山・熊谷・秩父道場
◎東京城西支部