2025年総本部春季昇級審査会を実施
2025年3月2日
3月2日(日)、総本部代官山道場において、総本部道場と代官山道場の少年部、一般・壮年・女子部を対象にした2025年総本部春季昇級審査会が実施された。
審査には福田勇師範と八巻建志師範が立ち会い、少年部は白帯・オレンジ帯と青帯~茶帯の2つに分かれ、一般・壮年・女子部と併せて3クラス合計92名が受審した。
最初に八巻師範から「審査は皆さんが普段の稽古でやっていることをやるわけですから、緊張して硬くなったりせずに伸び伸びと元気よくやってください。期待しています」と挨拶があり、基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、帯跳び・棒跳び、逆立ち歩行、ボール蹴り(一般・壮年・女子)、型、組手の順に進んでいった。
八巻師範からは「極真空手は武道なので、基本、移動、型は常に相手をイメージしながら行うこと。ただ決められた動作を繰り返すだけでは単なる体操になってしまいます」と注意があり、組手に関しては「相手の足元ばかりを見ていると上段の蹴りに反応できません。目線を下げずに相手の全体を見るようにしてください」とアドバイスがあった。
また、福田師範からは「自然体で立ったときの姿勢が大事です。型が上手くても、組手が強くても自然体がだらしなかったら意味がありません」と立ち方についての注意があり、最後の挨拶では「今日出来なかったことや苦手だと思ったことをそのままにしておかずに、少しずつでもいいので克服できるように稽古を続けてください。次回の審査で皆さんがどのように頑張って稽古を積んできたのか、楽しみにしています。そして、今回の審査を受けた全員が黒帯を取れるように頑張ってください」と受審者への激励があり、この日の全ての審査項目を終了した。