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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第25回目の講習会が1月14日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。

この日は15:00から松濤館流・林田至史(ちかし)先生の形(型)講習があり、軽い準備運動の後の基本稽古では、まず前屈立ちから逆突き、2連突き、3連突きを行った。林田先生から「前足の膝を固定させて、体は真っ直ぐそのままで、引き手は正面から見て自分の体に隠れるくらいしっかり引くこと。腰の回転、突く手、引き手の3点を意識して下さい」と話があり、基本の前蹴り、左右の前蹴り2連打の後の移動稽古では追い突き、前方に踏み込んでの追い突き、前蹴りから追い突き、追い突きから左右3連突きといったバリエーションが行われ、「空手の動作には必ず意味があるので、その意味を理解しながら行うことが大切。自分のやりやすいフォームでやるのではなく、腰を落として苦しい姿勢から行うことが自分の稽古になります」と注意があった。
 小休止後は形の講習に移り、慈恩(じおん)、観空大の全体を通した復習が行われ、今回は初めて参加した道場生も多かったことから両方の形の中に出てくる前屈立ち、後屈立ち、騎馬立ちについての丁寧な解説があり、特に観空大では卍受けや交差立ち、レの字立ちについての注意があった。最後に林田先生から「年末年始を挟んだので多少忘れている部分もあるかと思いますが、またしっかり稽古していきましょう。今年も宜しくお願いします」と挨拶があり、本年最初の講習会が終了した。

次回の講習会は、来週1月21日(土)に行われる予定である。