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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第17回目の講習会が10月29日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
15:00からの松濤館流の林田至史(ちかし)先生の形(型)講習では、まず軽い準備運動の後に前屈立ちから左右の逆突き、内受けからの逆突きが行われ、林田先生からは「足・腰・腕が連動するように動きますが、下半身は腰を動かさずに固定して腰をしっかり切ること。上半身は半身から正面に、帯の結び目が真横から瞬間的に正面に移動するように意識してください」との注意があった。
続いて前蹴り、横蹴り、そして後屈立ちからの手刀受けが行われた。林田先生は、前蹴りの際には「蹴る前の足の抱え込みと、蹴った後に蹴り足を引いた時の抱え込みを意識してください。姿勢を正しくして、遠い距離の相手を蹴るイメージで、蹴りが当たる瞬間に腰を前に入れると蹴りが真っすぐきれいに伸びます」と話され、横蹴りの際には「蹴り足は軸足に沿って抱え込むように上げて、蹴る時に膝から下のスナップを意識して腰を切る」との解説。また手刀受けの際には「受け技は体を切って半身、攻撃技は基本的に正面を向くこと」との注意があった。
小休止の後は、前回までの講習会で指導された観空大の部分ごとの稽古と全体を通した稽古が行われ、約10分間の自主練習の後に2組に分かれて各組で観空大の全体を通した稽古を行ってこの日の講習会は終了した。
来週は全日本大会のためお休みで、次回の講習会は11月12日(土)、15:00より行われる予定である。