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 9月4日(日)、本部直轄代官山道場に於いて、2016年総本部秋季昇段審査会が実施され、審査会には松井章奎館長をはじめ、郷田勇三最高顧問、榊原孝邦師範、福田勇師範、杉村多一郎師範が出席し、合計22名が受審した。
 審査は13時から始まり、基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、棒跳び、逆立ち歩行、ボール蹴り、型、最後に組手の審査が行われた。松井館長からは「空手の稽古はほとんどが一人稽古です。その際に重要なのは相手を“想像”することと、自分の技や動作を“創造”すること。この二つの“想像・創造”を意識することで一人でも正しい稽古ができるようになる、その一つの基準になるのが黒帯です」など、審査の要所で的確な解説や注意点の細かい説明があり、受審者の誰もが真剣な表情で一つ一つの言葉に耳を傾けていた。
 最後に松井館長は「審査は自分自身の現状を確認する機会ですから、それを基にして自分が目指す目的に向かって稽古を続けて下さい」と締め括られ、審査は無事終了した。