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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第10回目の講習会が9月3日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
今回は16時より組手講習のみ行われ、横道正明先生が指導された。まず基本の突き、前蹴り、横蹴り、後ろ蹴りから始まり、続いて前蹴り・横蹴り・後ろ蹴りを床に足を着けずに行う三本蹴り。そして移動基本では前屈立ちから前蹴り、廻し蹴り、横蹴り、後ろ蹴りを、それぞれ蹴りから突きへとつなげる稽古を行った。
小休止をはさみ、次は自由な構えから今まで稽古した技を組み合わせて繰り出す移動基本。横道先生からは「構えは左右両方できるのが理想なので、稽古ではなるべく普段の組手と逆構えでやったほうが身に付きやすい」との指導があり、「自分で技を組み立てながら行うことが大切です。そして相手の攻撃を受けたらすぐ反撃できるように意識すること」との指摘があった。
最後は二人組になり、一人が突きで攻撃し、もう一人が手を使えないように後ろに手を回して、相手の攻撃を瞬時にかわして反撃するという約束組手を行って終了した。
最後に横道先生は「稽古は漠然とやるのではなく、工夫して自分で考えながらやることが大切です。稽古で工夫して試合では何も考えなくても体が自然に反応するというのが一番いい。そして組手では気持ちをフラフラさせずに相手に真っ直ぐぶつけること。これは何をやるにも大切なことです」と語られた。
なお、今回の講習会には極真会館総本部特別顧問の待田京介先生が見学に訪れた。
次回の講習会は、来週9月10日(土)15時より形と組手が行われる予定である。