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(後列左から)清水祐貴、小沼隆一、木山仁監督、松井章圭館長、澤村勇太、石﨑恋之介。
(前列左から)山口高志、与座優貴、立見北斗、大澤佳心、原田祐光、加賀健弘、南原健太

5月13日(水)、東京・渋谷区のICHIGEKI CAFÉにて、6月6日(土)・7日(日)に大阪府立体育会館で開催される『2015オープントーナメント第32回全日本ウェイト制空手道選手権大会』の開催記者会見が実施され、トーナメント組み合わせが発表された。記者会見には松井章圭館長、木山仁日本代表監督をはじめ、今大会に出場する軽量級・小沼隆一、清水祐貴、与座優貴、立見北斗、山口高志、中量級・澤村勇太、加賀健弘、原田祐光、大澤佳心、軽重量級・石﨑恋之介、重量級・南原健太の11選手が出席し、それぞれ大会に臨む抱負を語った。

今大会は、軽量級(-70kg)、中量級(-80kg)、軽重量級(-90kg)、重量級(+90kg)の4階級に合計161名の選手が出場し、6月6日(土)に各階級ベスト8までを選出し、7日(日)に準々決勝から決勝戦までを行う予定。
全日本ウェイト制大会は、体重無差別で行われる秋の全日本大会への登竜門として過去30年に渡って定着してきたが、今大会は極真会館最大のイベント「第11回全世界空手道選手権大会」の日本代表最終選抜戦として行われ、また全日本女子ウェイト制(-55㎏/+55㎏)、全日本高校生(男子・女子体重別)のトーナメントを同時開催し、女子も11月に開催される世界女子空手道選手権大会(体重無差別)の日本代表選考大会になる。

会見では、まず松井館長から、「今年の全日本ウェイト制大会は11月に開催される第11回世界大会の日本代表最終選抜戦になり、今大会で各階級の優勝者と準優勝者が日本代表として世界大会に出場する権利を得ます。そのため各階級で例年以上の激しい戦いが繰り広げられることが予想されますので、ぜひ注目していただきたいと思います」と今大会の主旨が説明された。

また、出席した木山監督は「11月の世界大会に向けて選手たちがどれだけの力をつけて代表権を勝ち取っていくのかという点が今大会の見所の一つであり、もう一つは4月のワールドユースエリート大会で活躍した選手たちが大勢出場しているので、彼らユース選手がベテラン勢にどれだけ食らいついていくのかというところも見所になると思います。特に重量級の南原健太選手は今大会で準優勝以上の成績を残すと、17歳・史上最年少の日本代表として世界大会に出場することになります」と展望を語った。

また、今大会は極真会館の友好団体である(公財)全日本空手道連盟が後援になることと、大会最終日には全日本空手道連盟 和道会の演武が披露されることが松井館長より発表された。

■第32回全日本ウェイト制大会チケット情報
■第32回全日本ウェイト制大会トーナメント
■2015全日本女子ウェイト制大会トーナメント
■2015全日本高校生大会トーナメント

各選手のコメント
<軽量級(-70kg)>
No.5 山口高志(東京城北支部/初段/180㎝/67kg/16歳)
「一戦一戦全力で戦ってこの大会に存在感を示したいと思います。長いリーチと膝蹴りが得意なので、髙橋佑汰選手のように膝蹴りで倒していきたい」
No.29 清水祐貴(東京城北支部/初段/172cm/70kg/20歳)
「全日本ウェイト制は今年で4回目の出場になるので、過去3回の出場で培ったものを生かし、若手選手らしくトーナメントを勝ち上がって世界大会につなげたい。相手を倒せるように、いろいろな技を習得しているので、その技を試合で出したいと思います」
No.44 与座優貴(茨城県常総支部/初段/170cm/65kg/17歳)
「ウェイト制大会では倒せる組手をして必ず優勝したいと思います。自分はスピードが持ち味なので、そのスピードを生かして上段への蹴り技で倒したい」
No.45 立見北斗(東京城北支部/初段/166cm/66kg/16歳)
「試合では、自分の名前が“立見(たつみ)”だけに座って観ている方々にも立って観ていただけるような熱い試合をして、全力で勝ちに行きます。突き技が得意なので、試合では突きで倒して勝ち上がっていけるように頑張ります」
No.58 小沼隆一(下総支部/初段/164cm/70kg/30歳)
「試合では稽古で培ったものを存分に発揮して優勝を目指します。体力で相手に勝るのではなく、相手とのやり取りを重視した組手で勝ち上がりたいと思います」
<中量級(-80kg)>
No.121 澤村勇太(総本部/弐段/171㎝/73kg/25歳)
「世界大会を見据えて他の選手よりも頭一つ抜けた存在で優勝したい。前回の世界大会に出場してから(今年11月の)第11回世界大会で活躍したいと思いながらこの4年間稽古を積んできました。最近はパワーをつける稽古をやりながら、同時に外国人選手が気づかないような細かい技術を稽古して培ってきたので、それらの技術を生かして、観ている人の印象に残るような試合をしたい。印象に残るとは、一本勝ちをすることだと思うので、一本勝ちを重ねて観ている人の印象に残る試合をしたいと思います」
No.84 大澤佳心(城西世田谷東支部/初段/176㎝/78kg/19歳)
「自分は常日頃から世界大会に出場するつもりで稽古しています。最後は気持ちが勝負を左右すると思うので、自分が優勝して世界大会に出場するという気持ちを大切にして一戦一戦戦っていきたいと思います。最近は接近戦での試合が多かったという反省があるので、相手との間合いの操作の稽古をしてきました。試合ではそれを生かして勝っていきます」
No.85 原田祐光(本部直轄浅草道場/初段/165㎝/77kg/25歳)
「今大会は世界大会の最終選抜戦なので、世界大会を見据えた戦いをして、自分が優勝して出場権を獲得します。世界大会の強豪とも戦えるようなしっかりした間合いを意識し、自分の得意な突きで重量級の選手でも効かせられるような組手をしたいと思います」
No.110 加賀健弘(東京城西支部/弐段/172㎝/77kg/21歳)
「自分の持ち味であるスピードと倒す組手をして優勝を狙っていきたいと思います。今回の大会では、きちんと相手の隙を狙って突くべきところは突く、蹴るべきところは蹴る、そして効かせられるような組手で勝ち上がりたい」
<軽重量級(-90kg)>
No.126 石﨑恋之介(東京城西支部/弐段/168㎝/83kg/19歳)
「今大会は世界大会に向けた一つのステップだと思っています。しっかり優勝を勝ち取って世界の切符を掴み、世界大会で優勝することを目標にして頑張りたい。相手の攻撃をしっかりカットしながら、相手の隙を突いて効かせる攻撃を出して勝ち上がることが目標です」
<重量級(+90kg)>
No.153 南原健太(東京城北支部/初段/185㎝/90kg/17歳)
「これまで試合に勝つために稽古して努力してきました。このチャンスを無駄にしないように正々堂々戦い、大先輩の選手たちにも負けないように頑張ります。突きと膝蹴りが得意なので、それを生かして動きの速さで勝っていきたいと思います」

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■第32回全日本ウェイト制大会トーナメント
■2015全日本女子ウェイト制大会トーナメント
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