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ポーランド支部の第40回夏合宿が8月14日から18日まで、ジャセク・チェルニーク支部長主催のもと、ルブリンで実施された。合宿には国際委員会委員の五来克人師範、第36回・第41回全日本チャンピオンの田中健太郎支部長が指導員として招待され、地元ポーランドをはじめ、オランダ、ドイツ、ウクライナ、ベラルーシ、スロバキア、ベルギーから一般部170人以上が参加した。

今回は有段者が参加者の約80%を占めることから、初日に審判講習会が行われ、五来師範が国際基準の審判規定を解説した。稽古は1日4回行われ、早朝6時から基本稽古・移動稽古、午前10時からは五来師範が三段以上、田中支部長は色帯から弐段までの参加者の指導を担当してそれぞれの稽古が行われ、午後は15時から型など、19時から組手を中心とした稽古が行われた。

最終日の前日には昇段・昇級審査が行われ、約50人の参加者が受審。最終日には参加者全員で組手を行い、充実した夏合宿の全日程を終了した。

合宿に参加した田中支部長は、「海外での指導は今年1月のロシア合宿に次いで2度目ですが、今回も参加者の真剣な様子や真摯に空手に打ち込む姿勢を感じました。指導をするにあたっては、まず自分から心を開いて実技を披露したり、納得してもらえるように解説しなければ、参加者の興味を得ることはできません。その意味で、今後の自分の指導や空手人生にとって非常にプラスになりました。このような貴重な機会を与えていただいたポーランド支部の皆様、お世話になったチェルニーク支部長、五来師範、そして松井館長をはじめ総本部の方々に感謝いたします」と語った。

◎極真会館川崎中原支部