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4月26日(金)、極真会館の創始者・大山倍達総裁の命日にあたるこの日、極真会館の聖地とも言える東京・池袋にて『故大山倍達大人命 三十年慰霊祭』と『国際空手道連盟極真会館創立60周年記念祝賀会』が行われた。

今年2024年は、1994年に大山総裁が逝去してから30年、1964年に国際空手道連盟極真会館が創立してから60年という大きな節目の年にあたり、国際親善大会前日の同日16時より三十年慰霊祭、18時より創立60周年記念祝賀会が催された。

まず慰霊祭の式典には、松井章奎館長、待田京介特別相談役、郷田勇三最高顧問をはじめ、大山総裁にゆかりのあった方々、極真会館の後援者の方々、来日中の国際委員や各国の支部長、国内の支部長らが列席。神事は、極真会館が毎年恒例の冬合宿を行っていて大山総裁とも縁の深い埼玉県秩父市の三峯神社より宮司の方々にお越しいただき、しめやかに執り行われた。




続いて開始された記念祝賀会は、発起人や来賓の方々をはじめ、支部・道場関係者など約500名が出席して記念すべき極真会館60周年を祝った。

宴席は、縁起のいい鏡開きからスタートし、極真会館創立60周年の歩みを綴った記録映像の上映や全日本空手道連盟の笹川堯会長をはじめ各界から多くの著名人や後援者らが出席して祝賀会に華を添えた。

最後に挨拶に立った松井館長は、「60年は人間で言えば還暦。干支が一巡して生まれ変わるという意味もありますから、これを機に次の世代への引継ぎにも本格的に着手し、極真会館がこの先さらに発展して70周年、100周年を迎えられるように、一丸となって団体活動に邁進していく所存です」と力強く語り、盛会のうちに宴を終えた。