昇段レポート


「本当の強さを求めて日々精進」
春日顕光/初段/本部直轄仙台道場

この度、昇段審査を受審させていただきました本部直轄仙台道場の近江師範、黒田師範はじめ道場生の皆様方に心より御礼申し上げます。

私の空手との出会いは、社会人2年目の20歳の頃でした。当時住んでいた静岡県の会社の寮の近くに極真の道場があることを知り、私はすぐさま道場に見学に行き、静岡駿河支部に入門しました。入門したばかりの頃は、全然稽古についていけず、激しい筋肉痛に襲われました。それから体がだんだん慣れてくると、先輩方にもついていけるようになり、さらに空手にのめり込んでいきました。

それから数カ月後、会社の転勤で三重県に引っ越し、三重支部に移籍し、半年ほどお世話になりました。

そして私は、実家の寺を継ぐため、会社を辞めて故郷の福島に帰ってきました。修行に行くまで2カ月ほど時間があったので、少しでも空手がやりたいと思い、道場を探しました。私の実家は宮城県との県境にあるため、実家から一番近い本部直轄仙台道場の白石分道場に移籍し、お寺の修行に行くまでのわずかな時間お世話になりました。それから極真会館を一度退会し、東京のお寺に修行に行きました。

それから約2年後、私は修行を終え、実家の寺に戻りました。そして私はすぐさま仙台道場に再入門し、その後約6年間たくさんの人と出会い、たくさんのことを仙台道場で学ばせていただきました。

そしておかげさまで二度目の昇段審査に合格することができました。

私は一度昇段審査に落ちて、改めて極真の黒帯の重さが分かりました。これからその黒帯を巻くからには、極真の道場生として、また人として、僧侶として、極真精神で精進して参りたいと思います。最後になりますが、本部直轄仙台道場の近江師範、黒田師範はじめ

道場生の皆様方、出稽古でお世話になっている山形支部、福島地区の吉田師範はじめ道場生の皆様方、静岡駿河支部、三重支部の師範、道場生の皆様方、そして私を支えて下さった全ての皆様方に心より御礼を申し上げます。押忍。