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初段・弐段の受審者を対象にした2023年総本部昇段審査会が1月29日(日)、総本部代官山道場において実施された。
今回の審査会には松井章奎館長、郷田勇三最高顧問、福田勇師範、八巻建志師範、杉村多一郎師範が出席し、1級と初段の計14名が受審。感染防止対策のため、当日の検温、手指の消毒・除菌、室内の換気、マスク着用等を徹底し、午前11時から審査がスタートした。
まず開始にあたり松井館長から「審査は皆さんが正しいやり方で稽古ができているか、また自分は何が得意で何が苦手なのかといったことを、審査員の目を借りて自分自身が確認する機会です。大事なのは、現状の自分を客観視して誤魔化さないことです」との言葉があり、基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、棒跳び(壮年部は帯跳び)、逆立ち歩行、ボール蹴り、型、最後に組手の審査が行われた。また、組手審査の際には八巻師範から「目線が低く、相手の足元を見ているから攻撃をもらってしまう。目線を上げて相手の全体を見るように」と受審者にアドバイスがあった。
最後に松井館長は「審査の結果は後日指導員からお伝えしますが、帯が上がったとしてもこれは期待値を込めたものですから、上がった帯にふさわしい実力を身に付けられるように日々の稽古を疎かにせず取り組んで下さい。強くなること、技術を身に付けること、そして一番大事なのは空手の稽古が皆さんの日常生活に何かしらプラスになることです。今日の審査もそうですが、自分の人生に良い影響を与えられるように今後も頑張って精進してほしいと思います」と締め括られ、筆記審査を行って審査会の全ての項目が終了した。