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8月2日(日)、少年部、壮年部、女子部、一般部を対象にした2020年総本部夏季昇級審査会が、総本部道場にて実施された。審査には松井章奎館長と福田勇師範が立ち会われ、全クラス合計28名が受審した。

審査会は通常であれば6月に代官山道場と合同で行われるはずだったが、新型コロナウイルスの感染予防のため8月に延期となり、前回の3月に続いて総本部道場と代官山道場(8月9日に実施)の各道場毎で、また少年部に関しては人数の関係から、白帯・オレンジ帯と青帯~茶帯の2クラスに分けて、極真会館の感染防止策のガイドラインに沿った形で消毒・除菌や手洗い・うがい、室内の換気等に十分に配慮しての実施となった。

審査に先立ち松井館長から「審査は皆さんが正しいやり方で稽古ができているか、また自分は何が得意で何が苦手なのかを確認する機会です。自分が得意なことを伸ばすのも大事ですが、自分ができないことや苦手なことをそのままにしておくのではなく、少しずつでもいいので克服できるようにすることが最も大事です」との話があり、審査の要所で空手の技や稽古に対する取り組み方などの様々な指導があった。

最後に松井館長は「空手の稽古で大切なのは、一つは正しい姿勢で一挙動で行うこと。もう一つは自分のどこで相手のどこを打つのか、突くのか、蹴るのか、受けるのかといったことを常に考えながら行うことです。ぜひ黒帯を目指して頑張ってください」との言葉があり、この日の審査を無事に終了した。