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  1月11日(土)、東京都渋谷区の総本部代官山道場にて、総本部の2020年最初の稽古始めとなる総本部鏡開きが早朝午前6時30分より実施された。稽古には松井章奎館長、郷田勇三最高顧問、山田雅稔総本部長をはじめ、全国から支部長や指導員、昨年世界大会に出場した髙橋佑汰、永吉美優ら日本代表選手、一般道場生など約120名が参加し、基本稽古と補強運動を中心に約1時間にわたって大きな気合いを轟かせた。
 稽古後には道場にて小宴が催され、松井館長より「昨年は極真会館の最大行事である4年に一度の全世界空手道選手権大会をはじめ各行事を滞りなく終え、2020年という新しい年を無事に迎えることができました。心から皆様に感謝申し上げます。
 今年は夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催され、空手が初めてオリンピック競技として実施されます。我々と団体は違いますが、空手界全体が盛り上がることで我々も良い影響を受けることになると思いますので、オリンピックの空手競技と友好団体である全日本空手道連盟の活動を我々も全面的に支持し、そこに臨む選手達の活躍を期待し、応援していきたいと思います。
 極真会館では数年前からルール改定やセミコンタクトルールの競技を実施したりと様々な改革に取り組んでいますが、これを留めることなく、50年後、100年後に極真会館がより良い形で存続し、社会における武道体育団体として有用であるようにという志を持って、今後も活動に邁進していく所存でおります。2020年が皆さんにとって健康で有意義な発展の年となるよう心から祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。本年もどうぞ宜しくお願い致します」と挨拶があった。
 続いて待田京介総本部顧問が乾杯の音頭を取って開宴。山田総本部長をはじめ各支部長の挨拶の後、2019年総本部年間努力賞の授賞式があり、郷田最高顧問による一本締めで盛況の内に中締めとなった。