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 1月4日(土)~6日(月)、大山倍達総裁ゆかりの三峯神社(埼玉県秩父市)にて毎年恒例の年頭行事「2020年総本部冬合宿」が実施され、松井章奎館長を筆頭に、最高顧問・郷田勇三師範、国内外の支部長、昨年第12回全世界大会で優勝した上田幹雄、その他一般部、壮年部、女子部、少年部の道場生など約120名が参加した。

 初日は、まず午前8時に池袋の総本部からバスで出発。到着後の15時に大山総裁の記念碑に全員で参拝し、宿舎内の報徳殿に移動して松井館長直々の指導による館長稽古が開始された。まず準備運動から、基本と移動の突き技を合計千本、同じく蹴り技を合計千本行い、館長からは空手の技術や体の使い方、意識の持ち方など様々な解説があった。また、この日の館長稽古に先立ち、神尾伸幸師範、杉村多一郎師範、鴨志田裕寿師範、江口芳治師範、ホスロ・ヤグビ師範の5名の支部長に六段の昇段状と帯の授与式が行われた。夜には館長講話が行われ、昨年の行事の総括から今年の行事予定、また極真会館の今後の方向性などが話され、質疑応答コーナーでは館長が現役時代のエピソードなどが披露された。

 2日目は神社の境内で午前6時30分より早朝稽古と神社拝殿にて祝詞と大山総裁の御霊の眠る祖霊社参拝、午後1時からは三峰の山頂からダム湖までを往復する22kmマラソン大会(少年部は約4.5km)と、報徳殿では2020年総本部昇段審査が執り行われた。そして夜には恒例の演芸大会が実施され、各班が趣向を凝らした芸を披露して大いに盛り上がった。最終3日目も同じく6時30分より早朝稽古・祝詞を行い、三峰山を下山。途中に流れる清浄の滝にて滝浴び修行を行い2泊3日の冬合宿を締めくくり、夕方無事に池袋に到着して全日程を終了した。