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 1月4日(金)~6日(日)、大山倍達総裁ゆかりの三峯神社(埼玉県秩父市)にて毎年恒例の年頭行事「2019年総本部冬合宿」が実施され、松井章奎館長を筆頭に、最高顧問・郷田勇三師範、国内外の支部長、日本代表監督・木山仁師範、昨年第50回全日本大会でベスト8に入賞して今年11月開催の第12回全世界大会日本代表に選ばれた上田幹雄、鎌田翔平、荒田昇毅、髙橋佑汰のトップ選手、その他一般部、壮年部、女子部、少年部の道場生など約120名が参加した。
 初日は、まず午前7時30分に池袋の総本部に集合してバスで出発。正午に到着後は大山倍達総裁の記念碑に全員で参拝し、宿舎内の報徳殿に移動して午後2時から松井館長直々の指導による館長稽古からスタート。準備運動から基本稽古、移動稽古まで、館長から空手の技術や体の使い方などの詳細な説明があった。夜には館長講話が行われ、今年の行事予定からルール改定やセミコンタクトルール等に関する話題、極真会館の今後の方向性などが話され、質疑応答コーナーでは大山総裁との思い出や館長の現役時代のエピソードなどが披露された。
 2日目は神社の境内で午前6時30分より早朝稽古と神社拝殿にて祝詞と大山総裁の御霊の眠る祖霊社参拝、午後1時からは三峰の山頂からダム湖までを往復する22kmマラソン大会(少年部は約9km)と、報徳殿では2019年総本部昇段審査が執り行われた。そして夜には恒例の演芸大会が実施され、各班が趣向を凝らした芸を披露して大いに盛り上がった。最終3日目も同じく6時30分より早朝稽古・祝詞を行い、三峰山を下山。途中に流れる清浄の滝にて滝浴び修行を行い2泊3日の冬合宿を締めくくり、午後4時に無事に池袋に到着して全日程を終了した。
また日本代表選手は木山監督、赤石誠副監督の指導の下、初日の館長稽古の後に組手の技術面を中心とした稽古、2日目は全体で行う早朝稽古の前に1時間早く起きて5時半から稽古をスタートするなどの特別稽古を行い世界大会の必勝を誓った。