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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第6回目の講習会が7月2日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
今週は16時より組手講習のみ行われ、横道正明先生の指導の下、今後横道先生と共に組手の講師として指導される土佐樹誉彦先生が参加された。まず基本の中段突きと中段前蹴りから始まり、移動基本では前屈立ちから中段突き、三本突き、中段前蹴りが行われた。横道先生からは「構えは、半身で自分の中心を守るように構えること。突きは肩で回すのではなく、腰を切って肘を飛ばすつもりで遠くを突く。蹴りは軸足が横に開かないように。そして引き手、引き足に注意すること」との指摘があった。
続いて前回稽古した二人組で2本のゴムひもを持ち、片方が引っ張ったら片方が突きを出す稽古、ひもを弛ませないようにお互いが構えを交差させる稽古、次に片方がアイマスクをして相手の動作が見えない状態で相手がひもを引っ張ったら突き蹴りを出す稽古を行った。そして片方がシートを持って合図によって突き蹴りを出す稽古を行い、最後は先生が持つ電球が点いたら攻撃を出す稽古を行って講習を終えた。
次回の講習会は、来週7月9日(土)15時より行われる予定である。

■講習会参加者のコメント
菅野秀行(東京城南京浜支部 支部長)
「今回で5回目の参加になりますが、形(型)講習では剛柔流の竹川先生に指導していただき、極真空手のルーツを知るような稽古内容で原点回帰という意味でも非常に勉強になります。組手の稽古では、横道先生の指導の進め方が特徴的で、自分が生徒を指導する際に参考にさせていただいています。実際の組手の実技でも極真空手にはないものを学べているので、それを自分の空手に吸収していきたいと思います」

小沼隆一(下総支部)
「自分の空手に少しでもプラスになればと思い、今回が初めて参加させていただきました。今までやったことのない動きや技が多く、すごく新鮮に感じました。またダメージを優先する極真空手とは全く違う感覚なのですが、体のキレや技のキレ、そのための体の使い方は共通しているので、それらを意識して今後も出来るだけ参加して稽古に取り組み、11月の全日本大会では今までと違った新しいスタイルを確立させて臨みたいと思います」