全日本空手道連盟より講師を招き第1回講習会を実施
2016年5月21日
昨年より極真会館と友好団体となった公益財団法人 全日本空手道連盟より講師の先生を招聘した第1回講習会が5月21日(土)本部直轄代官山道場にて実施され、松井館長をはじめ支部長や選手、道場生など約30名が参加した。
当日は全空連の日下修次事務局長、竹川達男先生、横道正明先生の3名にお越しいただき、まず午後3時より竹川先生による剛柔流の形 セーパイとその分解の指導が行われ、サンチンの形の模範演武が披露された。剛柔流の竹川先生は、師匠である間山統正先生がかつて大山倍達総裁と浅草の山口剛玄先生の道場で一緒に写っている写真を見て大変感銘を受けたというお話をされていた。続いて4時からは、自身も現役時代には数々の実績を上げ、指導者としても活躍される横道先生による組手の講習が行われ、全空連ルールにおける下段払いからの突きの打ち方、前蹴りの蹴り方などが指導された。
講習会に参加した松井館長は「素晴らしい先生方にお越しいただき、大変興味深く指導を受けることができました。竹川先生の師匠である間山先生が大山総裁と剛柔会時代に山口剛玄先生の下で共に稽古されたというお話を聞き、こちらも親近感を持つことができ、また一つ一つの動きの中に我々が普段行っている動作のエッセンスが見て取れて、原点回帰的な学習になりました。横道先生もご自身が大会で実績を残された大変優秀な指導者であり、稽古が新鮮で楽しく、2時間があっという間でした」と感想を語った。
この講習会は、今後も定期的に開催される予定である。