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4月18日(土)19日(日)、東京体育館で「2015国際親善空手道選手権大会」が開催され、型競技部門11カテゴリーと組手競技部門43カテゴリーに幼年から青少年、女子、壮年の選手、約1500名が参加して覇を競った。

2日目に行われた2015世界女子空手道選手権大会では、軽量級は昨年優勝者のエレナ・グルコ(ロシア)と準優勝者の太田菜月(総本部)が2年連続で決勝を争い、グルコが5-0の判定で2連覇を達成。
中量級は、過去にこの階級で5連覇を達成し、2011年無差別世界大会でも優勝したアナスタシア・クリプノワ(ロシア)と昨年の無差別全日本大会優勝者の田崎佑麻(広島県支部)が対戦。両者の決勝対決は4度目で、田崎の奮起が期待されたが延長戦5-0の判定でクリプノワが勝利。4年前の無差別世界大会でも優勝しているクリプノワは、体重別では中量級通算7度目の優勝を飾り、今年11月の無差別連覇に向けて弾みをつけた。
重量級は3連覇に挑んだウリアナ・グレベンシコワ(ロシア)が決勝でアレムグル・サビルカン(カザフスタン)を5-0の判定で退けて優勝。今年の世界女子選手権大会は3階級ともに昨年の優勝者が連覇を果たし、ロシア選手の強さがあらためて証明される結果となった。

世界女子・軽量級はエレナ・グルコが太田菜月を下して2連覇

世界女子・中量級はアナスタシア・クリプノワが大会通算7度目の優勝

世界女子・重量級はウリアナ・グレベンシコワが貫録勝ちで3連覇

次代の極真空手を担うユースが優勝を争う2015ワールドユースエリート大会(16歳17歳男子)では、-65kg級は立見北斗(東京城北支部)、-75kg級はセルゲイ・ガルキン(ロシア)、+75kg級は南原健太(東京城北支部)がそれぞれ優勝した。
15歳~17歳女子-50kg級は佐藤七海(城西国分寺支部)が大会7連覇。同+50kg級は永吉美優(城西世田谷東支部)が昨年8月の全日本高校無差別に続いて優勝。立見と南原は6月に大阪で開催される第32回全日本ウェイト制大会に、永吉は同時開催される一般部の全日本女子ウェイト制大会に出場を予定している。

ワールドユース+75kg級決勝は南原健太が優勝

15歳~17歳女子+50kg級は永吉美優が昨年の極真祭に続き優勝

型競技15歳~34歳男子の部は石﨑文也(山口支部)が優勝、11月の第11回世界大会日本代表の髙橋佑汰(東京城北支部)は石﨑と同得点の22点だったが、最高点の差でわずかに及ばず準優勝。また15歳~34歳女子の部では髙橋千尋(千葉県南支部)が22.5点で優勝し、一般女子クラスで3連覇を達成した。

型15歳~34歳女子の部で髙橋千尋が一般女子3連覇

◎その他の2015国際親善大会入賞者はコチラ(4月18日4月19日
◎6月6日(土)7日(日)開催 第32回全日本ウェイト制大会 チケット情報はコチラ