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3月6日(金)~9日(月)、茨城県つくばみらい市にて第11回世界大会日本代表強化合宿(兼全国選手強化合宿)が行われた。合宿には、昨年第46回全日本大会でベスト8に入賞し、世界大会出場権を得た荒田昇毅、森善十朗、鎌田翔平、上田幹雄、髙橋佑汰の5名をはじめ、全国から集まった強化選手と日本代表・木山仁監督、成嶋竜副監督、各コーチなど総勢40名が参加して、3泊4日の稽古に臨んだ。
今回の合宿は、8カ月後に迫る第11回世界大会での王座奪回を目指し、日本代表選手および最終選考となる6月の第32回全日本ウェイト制大会に出場する選手の強化、また4月の国際親善大会ワールドユース大会に出場する有望なユース選手の実力の底上げを目的として実施され、各日とも午前9時から12時までフィジカル強化の稽古、午後は13時から17時まで空手の技術面やミットで息上げの稽古、夜は海外強豪選手の試合映像を観てデータ分析とミーティングが行われた。
今回の合宿について木山監督は「機動力、上段廻し蹴り、突きの強化など前回の世界大会から毎年テーマを持って稽古に取り組んできましたが、技術的に選手達に新たに教えることはもうありませんし、現時点で技術的な部分で海外勢と日本の差はないと思います。今年のテーマは世界大会の大事な勝負の場面で力が発揮できるように、“心を強くする”こと。選手たちにも日本チームとしての結束力と、お互いに刺激し合い切磋琢磨していくという良いムードが出来ています。世界大会で日本が王座を奪回することは十分可能であるという手応えを今回の合宿で改めて感じました」と収穫を語った。
なお、3月9日には第32回全日本ウェイト制大会で選抜される世界大会日本代表選手枠は、各階級優勝者と準優勝者の2名、4階級合計8名になることが大会運営委員会より発表された。