選手のことば

清水祐貴 選手

2014年11月8日

清水祐貴
(しみず・ゆうき)
1995年5月14日、東京都出身
2012年ワールドユースエリート大会-65kg級優勝
2013年第30回全日本ウェイト制大会軽量級4位
2014年第31回全日本ウェイト制大会軽量級準優勝
極真会館東京城北支部所属、初段
身長171㎝、体重70kg




東京城北支部の清水祐貴です。
6月の全日本ウェイト制大会、11月の無差別全日本大会ではたくさんの方々に応援していただき、その応援が私の大きな力になりました。誠にありがとうございました。そして、日頃より御指導いただいている川本英児支部長をはじめ、東京城北支部の先生方、先輩方のおかげで、第31回全日本ウェイト制大会では軽量級準優勝という結果を残すことが出来ました。心より感謝致します。

昨年は自分にとって大切な一年間で、高校生として試合に出場出来る最後の年であったので、自分自身とても気合が入っていました。その中で迎えた全日本ウェイト制大会では、自分自身満足な結果を残すことが出来ず、本当に悔しい思いをしました。そして、「今のままでは、絶対に勝ち上がることはできない」という危機感を感じ、もう一度自分の組手と向き合う必要があることを痛感させられました。

また、昨年は大学受験があり、無差別の全日本大会に出場することが出来ませんでした。その大会で自分と同世代の選手達の活躍を見て、さらに差をつけられた事を感じました。早く自分も同じ舞台で戦えるように努力し続けたいと強く思いました。

そして迎えた今年は、精神面、技術面、体力面の全てのレベルを上げて、改善するべきところは一つずつ改善させていき、さらに試合で結果を残せるようにと思って稽古を重ねてきました。しかし、先日行われた第46回全日本大会では初日の2回戦でロシアのイヴァン・メゼンツェフ選手に判定で敗れて、世界大会日本代表という目標に手が届きませんでした。この試合で世界の強豪選手の実力を知ることができ、私自身これからやるべき稽古の方向性が定まったような気がしています。今後さらに稽古を積み、来年6月に開催される第32回全日本ウェイト制大会で何としても結果を残し、日本代表の座を勝ち取りたいと思っています。

自分は元々全ての事を器用にこなせる人間ではありません。幼い頃は試合に出場しても、すぐに負けていました。そのため、人一倍努力をしなければ勝てないと理解しています。だからこそ厳しい練習をこなす事を自らに課してきました。特質した才能の無い自分が勝つことで、様々な方に勇気を与えることが出来るように、これからも努力を惜しまず、日々精進してまいりますので、これからも応援宜しくお願いします。押忍。

◎極真会館 東京城北支部