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7月13日(土)~15日(月・祝)、2024年総本部夏合宿が山梨県山中湖にて実施され、松井章奎館長の総指揮のもと、八巻建志師範、アルトゥール・ホヴァニシアン師範、赤石誠師範をはじめ、一般部、壮年部、女子部、少年部の道場生など約80名が参加した。

まず初日午後の館長稽古は、準備運動と基本稽古を中心に一つ一つの動作や技をどのように組手に活かすのか、また空手や稽古に対する考え方や稽古に取り組む心構えなど松井館長から丁寧な指導があり、後半は八巻師範の指導で姿勢や立ち方、移動稽古が行われた。

夜の館長講話では今年が大山倍達総裁生没後30年、極真会館創立60周年にあたり、大山道場から極真会館が創設された経緯や団体が発展していった歴史が語られ、その後の質疑応答では参加者の質問に館長がユーモアを交えながら丁寧に回答された。







2日目は早朝5時30分から約10kmのマラソン大会、朝食後の午前10時からの稽古では、まず八巻師範の指導で準備運動から基本・移動稽古、さらに赤石師範の号令で錬空武館・髙久昌義館長が考案したテクニカルファイトルールの組手稽古を行った。

続いて午後14時30分からの午後の稽古は6月の全日本ウェイト制大会軽量級で優勝した樋口知春、中量級準優勝の谷川蒼哉、昨年世界大会6位のコバレンコ・コンスタンティンといった総本部師所属の現役トップ選手3名によるスペシャルテクニックセミナーが行われ、後半は夏合宿恒例の綱引き大会で大いに盛り上がった。

3日目の早朝稽古は、基本から補強、そして最後は型・鉄騎その1、その2、その3の稽古と、各班ごとに鉄騎の型を皆の前で発表し、それぞれの道場生が技術と経験値を高め、充実した2泊3日の夏合宿を締めくくった。