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6月25日(日)、総本部代官山道場において、少年部、一般・壮年・女子部を対象にした2023年総本部夏季昇級審査会が実施された。審査には松井章奎館長、福田勇師範、八巻建志師範が立ち会われ、全クラス合計88名が受審した。

今回も総本部道場と代官山道場の合同で、人数を制限するため、少年部は白帯・オレンジ帯・と青帯~茶帯に分け、一般・壮年・女子部と併せて3クラスで、午前10時から少年部2クラス、14時30分から一般・壮年・女子部の審査が行われた。

実技審査は基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、帯跳び・棒跳び、逆立ち歩行、ボール蹴り(一般・壮年・女子)、型、組手と進んでいく中で、受審者の技や動作を細かく審査された松井館長からは「一番大事なのは、姿勢を整えて正しい動作を一挙動で行うこと」といった的確な指導や解説が要所要所であり、八巻師範からは「基本稽古は単純に決められた動作を繰り返すのではなく、相手がいることを想定して行うこと。そして組手の際には目線を下げない」と注意があった。

最後に松井館長は「審査は皆さんが正しいやり方で稽古が出来ているか、自分は何が得意で何が苦手なのかを、審査員の目を借りて確認する機会です。出来ないことや苦手なことをそのままにしておくのではなく、日々の稽古で少しずつでもいいので克服していくことが大事です。全員が黒帯を取れるように頑張ってください」と受審者を激励し、17時30分にこの日の全ての審査項目を無事に終了した。