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1月11日(火)、東京都渋谷区の総本部代官山道場にて、2022年最初の稽古始めとなる総本部鏡開き稽古が早朝午前6時30分より行われた。

今回の稽古は感染防止対策で密を避けるため松井章奎館長、郷田勇三最高顧問、山田雅稔総本部長と各支部長、前年度の年間努力賞の受賞者のみ約40名が参加し、感染防止のガイドラインに沿った形での実施となった。

まず松井館長から「極真会館の年頭行事は1月4日から6日の三峰から冬合宿から始まりますが、日常の道場稽古はこの鏡開きから始まります。今もオミクロン株や第6波が懸念されていますが、大山総裁の時代から続いている鏡開き稽古を、こうして皆さんと一緒に出来ることを嬉しく思います。コロナ禍なので気合いは大きく発しなくてもいいですが、見ている人にも分かるように態度で示す意識で行ってください。特に少年部は言葉で説明するよりも動作を見て真似することが多いですから、指導者は道場生たちの見本になるような意識が大切です」との話があり、稽古は準備運動から始まり、基本の手技・足技を各20本と最後は円形逆突きで、約1時間に渡り行われた。

例年であれば稽古後に道場で小宴が催されるが、昨年に続き今年も感染拡大防止のため中止となり、稽古後に年間努力賞の表彰式があった。

終了に当たり、松井館長は「大山総裁が言われた地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手、そして極真空手は品格のある空手、理念のある空手であるという教えに則り、極真会館がどういう団体でどこを目指しているのかということを、年頭に当たりもう一度再確認し、我々は競技団体ではなく武道団体ですからコロナ禍という困難な状況を武道修行の一つと捉え、覚悟を持って2022年の活動に邁進していきましょう」と締めくくった。

※鏡開き稽古の模様は極真プライムでライブ配信され、後日アーカイブ映像としてダイジェスト版をサイト内で配信する予定です。
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