杉村多一郎師範が中国・上海合宿で指導
2017年12月7日
2017年中国支部の夏合宿が上海・浦東において中国支部のジエン・ワン(汪健)支部長の主催で7月22日(土)~27日(木)まで実施され、日本から総本部師範で本部直轄四谷道場の杉村多一郎支部長が指導に赴き、現地の道場生や分支部長・指導員など約150名が参加した。
合宿では杉村師範の指導で基本・移動から補強運動、改定ルールに則った組手や型など5日間の集中稽古が行われ、参加者は攻守両面の技術と知識を学び懸命に稽古に励んだ。最終日には昇級・昇段審査が行われ昇級124名・昇段12名が受審し、2017年中国上海合宿は大成功のうちに終了した。ワン支部長は今回の合宿を機に来年以降のさらなる飛躍を誓った。
指導を担当した杉村師範は「今、中国では格闘技が非常に盛んで空手に興味を持つ人もたくさんいて、今回の合宿にも比較的若い道場生が多く参加していました。また、空手母国である日本と積極的に交流を持つことで、大山総裁が教授した心・技・体を学ぼうという貪欲な姿勢が見受けられて、それらは昔のロシアにも通じるものがあり、今後大会などで活躍する選手や優秀な指導者が輩出される可能性を感じました」と感想を述べた。