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ロシアのハバロフスクにおいて、ロシア支部冬合宿が130日(月)から21日(火)まで行われ、日本から総本部師範で本部直轄四谷道場支部長の杉村多一郎師範が指導に赴いた。

今回の合宿はロシア支部長のヴァレリー・プーカス師範の管轄の下、ハバロフスク郊外のザイームカというオリンピック施設で行われ、14歳以上の186名が参加した。
初日と2日目は630分より早朝稽古、11時より午前の稽古、16時より午後の稽古と各日3回の稽古が実施され、杉村師範は早朝稽古では基本と補強、午前と午後の稽古では移動稽古やルール改定に則った組手稽古を指導し、2日目の午後は翌日の審査に備えて型の稽古が中心になった。

最終日は1030分から1630分まで約6時間に渡って昇段・昇級審査が行われ、2008年第25回全日本ウェイト制大会軽量級で優勝したロマン・セムチェンコ指導員が審査の号令をかけ、補佐に昨年秋まで日本の総本部に短期研修に来ていたキリル・プサリョフ選手が付いた。

15年ぶりにハバロフスクの冬合宿に参加したという杉村師範は「ロシアの合宿における規律の正しさ、厳しさは総本部の合宿そのもの。昔と比べて技術的には、はるかに洗練されていますが、根本に流れる気迫や情熱はまったく変わることなく受け継がれていると感じました。日本で極真空手を稽古する人たちも、ロシアで同じ空手を学び、真剣に稽古している人たちがいることを理解して、刺激を受けながら日々の稽古に取り組んでほしいと思います」と感想を述べた。

◎本部直轄四谷・飯田橋・東松山・熊谷・秩父道場