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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師による第3回目の講習会が6月11日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
今回は第1回目に続いて剛柔流の竹川達男先生による形(型)の稽古が行われ、まず剛柔流の準備運動から始まり、その準備運動の中から組手で使える足掛けや近い間合いからの蹴り技などを解説された。竹川先生によると「剛柔流では準備運動が技の練習や体の鍛錬にもなっているので、通常は1時間くらい念入りに行います」と話され、続いて立ち方の指導があった。
後半は剛柔流でもっとも基本となる形と言われるサンチンの指導があった。竹川先生は「剛柔流は近い間合いの攻防を想定しているので、サンチンは近距離で相手の急所を突く瞬発力を養ったり、骨格や筋肉を鍛える意味もあり、また横隔膜を上下させて行う腹式呼吸の稽古にもなります」と語り、サンチンの重要性を解説された。
その後、前回指導があったセーパイを復習し、最後は参加者による質疑応答で稽古が締め括られた。
次回の講習会は、来週18日(土)15時より行われる予定である。