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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第2回講習会が5月28日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
今回は先週に引き続き横道正明先生の組手の稽古が行われ、前半は主に前屈立ちから突き、蹴りを移動の中で行い、後半には紐にピンポン玉の大きさのボールを下げて、その的を目がけて前屈立ちから突き、蹴りを連続して行う動作を稽古していった。
横道先生は「移動で基本的なフォームを学ぶのですが、突き蹴りをボールに当てることで実際に狙うポイントをイメージでき、距離感を養うことができます」とこの稽古の意味を語った。講習会はまだ今回で2回目だが、「先週から来られている方の中には、突き方や蹴り方、動きがすごく良くなっている人もいます。ただ全体的に上半身の力が抜け切れていない人が多いので、いかにそのパワーをスピードや俊敏な動きに変えて相手に伝えていくかが課題点です」と横道先生。今後もこのような基本の動作を反復しながら、徐々に対人稽古や実際の試合に近い組手を指導していくと話された。来週6月4日(土)は全日本ウェイト制大会のため休講となり、次回は6月11日(土)15時より形(型)講習、16時より組手講習が行われる予定である。

■講習会に参加した支部長のコメント
柿沼英明支部長(千葉県北支部)
「初心に立ち返って基本的な動きの大切さを学び、改めて勉強なりました」

中江辰美支部長(埼玉県西支部)
「組手の見方が変わりました。やる内容が変わると稽古方法も変わるのだなと新鮮な気持ちになりました」

江口芳治支部長(城西国分寺支部)
「何歳になっても新しいことを学ぶのは楽しいものです」