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2月28日(日)に総本部春季昇級審査会、3月13日(日)に総本部春季昇段審査会が本部直轄代官山道場において実施された。
審査会には松井章奎館長をはじめ、郷田勇三最高顧問、榊原孝邦師範、福田勇師範が出席し、基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、棒跳び、逆立ち歩行、ボール蹴り、型、最後に組手の審査が行われた。松井館長からは「空手の稽古はほとんどが一人稽古です。その際に重要なのは相手を“想像”することと、自分の技や動作を“創造”すること。この二つの“想像・創造”を意識することで一人でも正しい稽古ができるようになる、その一つの基準になるのが黒帯です」など、審査の要所で的確な解説や注意点の細かい説明があり、受審者の誰もが真剣な表情で一つ一つの言葉に耳を傾けていた。
最後に松井館長は「審査とは審査員の眼を借りて自分自身の現状を確認する機会ですから、それを基にして自分が目指す目的に向かって稽古を続けて下さい」と締め括られた。