第11回世界大会レポート/ザハリ・ダミヤノフが優勝、12/6(日)BSフジで放送
2015年11月24日
日本赤十字社 東日本大震災 義援金チャリティー
第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会
2014年11月20日(金)~22日(日)/東京体育館
11月月20日(金)21日(土)22日(日)の3日間、東京体育館にて「第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」が開催され、世界各国・各地域から192名が出場して体重無差別の空手世界一が争われ、ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)が3度目の世界大会出場にして初優勝を飾った。
初日1回戦、2日目に2回戦と3回戦が行われ、3日目の4回戦に進出したのは、ロシア18名、日本9名、ブルガリア1名、フランス1名、アメリカ1名、ニュージーランド1名、ウクライナ1名の計32名。優勝候補にも挙げられていた強豪オレクサンダー・イエロメンコ(ウクライナ)は3回戦で姿を消した。
王座奪回が期待された日本は、昨年全日本大会準優勝者・荒田昇毅と同6位の上田幹雄がベスト8に残ったが、共に準々決勝で敗退。ロシア勢はベスト8に4名が残ったが準決勝で敗れ、決勝戦はブルガリアのザハリ・ダミヤノフとフランスのジマ・ベルコジャというヨーロッパ勢同士の対戦となり、ダミヤノフが判定でベルコジャを下した。また、先日、母国で同時多発テロ事件が起こったフランスから参加して、準優勝を遂げたベルコジャとフランス選手には大きな拍手と歓声が贈られた。
大会3日目のオープニングセレモニーでで、書家・柳田泰山先生の席上揮毫が行われ、大きな「極真」の文字が揮毫された。また、開会式には極真会館と友好団体である公益財団法人全日本空手道連盟の笹川堯会長が来賓として出席して挨拶され、準決勝後には2014年全日本チャンピオンの荒賀龍太郎選手らトップ選手による組手と形(型)の演武が披露された。
今大会には極真会館と友好団体である国際大山空手道連盟創士・最高師範である大山泰彦師範が来場され、松井館長より大山茂宗主に名誉十段が授与され、大山泰彦師範には特別功労賞が贈られた。
なお、この大会の模様は12月6日(日)、BSフジで24:00~25:55にて放送される。
日本赤十字社 東日本大震災 義援金チャリティー
第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会
2015年11月20日(金)~22日(日)/東京体育館
優勝/ザハリ・ダミヤノフ (ブルガリア)
準優勝/ジマ・ベルコジャ (フランス)
3位/ダルメン・サドヴォカソフ (ロシア)
4位/キリル・コチュネフ (ロシア)
5位/アショット・ザリヤン (ロシア)
6位/上田幹雄 (日本)
7位/イヴァン・メゼンツェフ (ロシア)
8位/荒田昇毅 (日本)
敢闘賞/アショット・ザリヤン (ロシア)
技能賞/髙橋佑汰 (日本)
試割賞/デビッド・シャルコシャン (ロシア=25枚)
若獅子賞/南原健太 (日本)