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11月19日(木)、東京・渋谷区の東京体育館にて、翌20日(金)から22日まで3日間にわたって開催される『日本赤十字社 東日本大震災 義援金チャリティー 第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の開催前日記者会見が行われた。会見には松井章圭館長、日本代表の木山仁監督をはじめ、今大会で有力選手として注目される安島喬平、荒田昇毅、上田幹雄、鎌田翔平、高橋佑汰、森善十朗の日本代表選手6名と、海外からアレハンドロ・ナヴァロ、オレクサンダー・イエロメンコ、ザハリ・ダミヤノフ、デビッド・シャルコシャン、スティーブン・キュージックの5名が出席し、それぞれ大会に臨む抱負を語った。

まず松井館長より、「明日から第11回目となる世界大会が開催されます。ここに並ぶ選手は全員が優勝候補と言っていいと思いますが、このほか世界各国の予選を勝ち抜いて出場する全192名の選手たちにどうか熱いご声援をいただきたいと思います」と挨拶があり、続いて木山監督からは、「私が第8回大会(2003年)で優勝してから12年が経ち、日本はその間王座を海外に明け渡していることになります。私自身は現役時代のあの時の戦いがいまだに続いているという気持ちで選手の育成にあたり、また必ず日本選手を優勝させるという信念をもってこれまで指導してきました。世界大会は夢の舞台ですから、選手たちは必ずその夢を成し遂げる、またこれまで積み上げてきた自分の努力を裏切らないという覚悟で頑張ってほしい」とエールを送った。

荒田昇毅(日本/千葉県中央支部)
「昨年の全日本大会から1年間、悔しい思いや様々な思いを持って稽古してきました。時は来たので、明日から3日間、全力を尽くして王座奪回を目指します。今は良い意味で開き直っています。これまで稽古でやってきたことをこの3日間で出し切ります」

森善十朗(日本/東京城西支部)
「この1年間は、この日のためだけに生活してきました。明日から3日間、優勝するために戦います。4年前と比べて10kg増量し、パワーは問題ありません。前回はプレッシャーに押しつぶされそうでしたが、そういう部分も無いので、覚悟を持って臨めると思います」

鎌田翔平(日本/東京城西支部)
「今年で空手歴22年を迎えますが、その空手人生の全てを試合にぶつけたいと思います。全てをぶつけることができれば自ずと結果は出てくると思いますので、今は人事を尽くし、天命を待つという心境です」

上田幹雄(日本/横浜北支部)
「世界大会は初出場ですが、4年前にタリエル・ニコラシヴィリ選手が20歳で優勝したように、20歳の自分が優勝して最年少優勝記録を塗り替えたいと思います。この1年での経験がどれだけ通用するか楽しみです」

髙橋佑汰(日本/東京城北支部)
「この4年間、この世界大会のためだけに頑張ってきました。日本代表として恥じない組手で世界一を目指します。世界に自分の組手がどれだけ通用するか楽しみにしています」

安島喬平(日本/茨城県常総支部)
「4年前はベスト16で終わり、それからの4年間は挫折を味わいながら実力をつけてきたと思っています。全日本チャンピオンという肩書きを誇りに持ち、その経験を生かして必ず世界一になります」

アレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)
「世界大会は、誰が勝ち上がってくるかは分からない、勝つことがとても難しい大会です。それだけ強い選手が集まっているということですから、私自身は1試合1試合しっかり勝ち上がっていきたい思います」

オレクサンダー・イエロメンコ(ウクライナ)
「世界大会はとてもハードな戦いになると思いますが、私自身しっかりとその準備をしてきました。高いレベルの試合ができるように頑張ります」

ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)
「極真空手最大のトーナメントに参加できて光栄です。また、こうして優勝候補として、尊敬する他の選手たちと並ぶことができて嬉しく思います。トーナメントではベストを尽くし、優勝を目指します」

デビッド・シャルコシャン(ロシア)
「極真の世界大会は一番強い選手が優勝する大会だと思います。自分が優勝できるように最善を尽くします」

スティーブン・キュージック(オーストラリア)
「この世界大会に出場できることを光栄に思い、松井館長に感謝します。大会では総本部とオーストラリアを代表して優勝を目指します」

■第11世界大会チケット情報