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9月19日(土)~23日(水)、埼玉県入間郡越生町にて、11月20日(金)21日(土)22日(日)に東京体育館で開催される『第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』に向けた日本代表選手強化合宿が行われた。
今回の合宿には日本代表選手18名とその他の強化選手が参加し、木山仁監督、成嶋竜副監督、コーチ陣の指導を受けた。初日は13時より午後5時まで機動力や間合いなどこれまで4年間積み上げてきた稽古のおさらいをし、2日目からは世界大会本番の3日間を想定して朝9時から12時、13時から17時まで連日7時間にわたり、組手や技術練習、フィジカル強化の補強、スタミナ強化を目的としたビッグミットなどのメニューが行われた。指導にあたった木山監督は「今回は大会前最後の合宿ということで追い込み稽古を中心にした大変厳しいものでしたが、選手たちはよく頑張ってくれました。私が選手たちに教えることはもう何もありません。世界大会では、必ずや我々の期待する結果を出してくれると信じています」と手応えを語った。
また、2カ月後に迫った世界大会について「私の経験から言えば、自分が優勝するんだと決めている人間だけが世界チャンピオンになることができます。しかし、当然ながら大会では一人しか優勝できません。途中で敗れる人間が出てくるのは仕方ないのですが、それでも次の日本選手につなげる、仲間にバトンをつなげるような戦い方をしなければいけない。個人競技ではあるけれども、仲間に勇気を与えるような戦いを見せる。そんな結束力のあるチームであり、そういう心を持った選手たちでいてほしい」と選手たちに期待を寄せた。

合宿最終日は、今回の合宿で行った技術練習の確認をし、最後は合宿恒例のスクワット1000回+拳立て200回を行って4泊5日の長い稽古を終了した。


◎第11回世界大会チケット情報