試合規則

I.K.O. 型競技規定・採点基準
(2024年8月現在)

1.試合場規定
組手競技に準ずる。

2.服装規定
組手競技に準ずる。(装飾品着用不可、髪留めは暗い色のゴムを使用すること)

3.型競技の構成
予選によって上位6名を選出。※同点があった場合6名以上選出されることもある。
決勝は予選順位の低い選手から演武する。決勝の結果上位3名を決定する。

4.採点方法
8.0 点を基準として減点ポイントを積算していく。
減点ポイントが全く無かった時に初めて加点ポイントが与えられる。
最高点を10.0 点、最低点を5.0 点とする。

5.順位決定方法
5名の審判員の採点の内、最高点と最低点を除いた3名の採点の合計点を競い順位を決する。
同点の場合は5名の採点の内最低点の高い選手を勝ちとし、さらに同点の場合は最高点の高い選手を勝ちとする。

6.決勝上位3名に同点があった場合の順位決定方法
決勝において上位3名の順位を決する際に同点があった場合の順位決定方法は以下の通り。
Ⅰ.5名の採点の内最低点の高い選手を勝ちとし、さらに同点の場合は最高点の高い選手を勝ちとする。
Ⅱ.それでも全くの同点であった場合は予選順位の上位の選手を勝ちとする。
Ⅲ.それでも決まらない場合、2名であれば旗判定による再試合を行う。それ以外の場合は再度点数制による再試合を行う。

7.失格と最低点
失格となる場合
Ⅰ.途中で動作が止まり、型を続けられなくなった場合。
Ⅱ.帯が解けて下に落ちた場合。ズボンのひもが解けてズボンが落ちた場合。
最低点(5.0点)となる場合
Ⅰ.申告と異なる型を演武した場合。また型の名称を言わずに型を始めた場合。
Ⅱ.型の動作の一部分が抜け落ちている場合。または技が余分に多い場合。
Ⅲ.型の途中で動作が止まってしまい(気合箇所を除く)、その後演武を再開した場合。
※ただし一瞬の躊躇は0.1点減点

8.減点項目
軽微な減点対象項目(-0.1)
Ⅰ.不正確な動作
Ⅱ.着衣の乱れ
Ⅲ.不十分な礼
重大な減点対象項目(-0.5)
Ⅰ.明らかな技の間違い
Ⅱ.転倒
Ⅲ.場外
Ⅳ.正しい型名称を言わない
Ⅴ.「力の強弱、技の緩急、息の調整(気合い)」の欠如

9.加点項目
減点ポイントが全く無かった場合のみ以下の項目にについてそれぞれ0.1~0.4点の加点が与えられる。
Ⅰ.スピード
Ⅱ.力強さ、極めの強さ
Ⅲ.緩急、リズム
Ⅳ.気合い、気迫
Ⅴ.表現力(相手を想定し、技の意味を理解している)