師範のことば

塚原典寿 支部長

2014年11月7日

塚原典寿
(つかはら・のりひさ)
1968年3月14日、兵庫県出身
1983年4月、極真会館兵庫支部入門
1985年4月14日、初段取得
1988年2月21日、総本部にて弐段取得
1990年5月2日、旧ソビエト連邦ウクライナ共和国キエフ遠征
(故大山倍達総裁の命によりキエフ武道フェスティバルに極真会館から初の日本代表団22名の一員となる。現地にて、演武・試合を行う)
2013年8月、北海道札幌東支部開設
2013年9月8日、総本部にて参段取得。現・北海道札幌東支部 支部長



【入門を考えている方・全国道場生へ】
極真空手ってなんだろう……そう思ったことありますか?
今はインターネットで誰でも簡単に情報を手に入れることが出来ますね。反面、責任の所在のはっきりしないものも多くあります。そして情報が多いことは、選択する機会にも比例します。何を選ぶのかは、その人の運、認識や知識、出会い、こだわり等によると思いますが、まずは正しい団体を選ぶこと。そして良き師と出会えた方は幸せです。

極真会館は故大山倍達総裁(1923-1994)によって50年前に設立された武道団体です。極真会館は一流派ではなく、一武道団体です。大山総裁の後を引き継いだ松井章圭館長率いる極真会館で日々稽古、磨かれる空手を極真空手といいます。また全国、世界中に公認道場があり、極真空手の普及を通じ、世界平和を目指す国際空手道連盟です。

道場生は性別・年令・国籍等に関係なく平等に大山門下生として、大山総裁が残してくださった理念を元に稽古しています。そこには健康体育、子供の躾、自己鍛錬、青少年の競技など様々な目的や目標があります。

その中でも、青少年・壮年・女性道場生が競技選手として出場できる4月の「国際親善空手道選手権大会」、8月の「極真祭」は近年大変な盛り上がりを見せております。

また極真会館の絶対必要条件である恒例行事として、6月に「全日本ウェイト制空手道選手権大会」、11月に「全日本空手道選手権大会」、4年毎に「全世界空手道選手権大会」「世界ウェイト制空手道選手権大会」が開催され、全世界・全国から極真戦士が集まります。

少年部から壮年部まで性別世代を問わず、自分に合った目標を設定し、あるいは初めは目標が無くても稽古を続けていくうちに、何かを掴むことが出来ます。

スポーツでも必死に打ち込むこと、健康体育は可能です。しかし、極真空手ってなに? どんな感じだろう? 少しでも興味があったら一歩踏み出して、是非お近くの道場を訪ねてください。武道とスポーツの違いを実際にご覧ください。百聞は一見に如かずです。

時間が少ない方、道場まで遠い方、家事や育児がある方もいらっしゃるでしょう。大変さは他人にはわからないものです。しんどくて辛い時もあるでしょう。

私が極真空手から学んだこと。それは、創意工夫すること。今日の頑張りが、昨日の踏ん張りが、後の人生で力になること。私にとって極真空手は人生の軸となっています。
それを少しでも多くの人々に伝えていくことが私の生きがいです。創意工夫で道を開いていきましょう。

私の人生で一番はまったもの、それが極真空手です。稽古で汗を流した後の爽快感は最高です!全国の皆さんと稽古出来る日を楽しみにしています。

◎極真会館 北海道札幌東支部