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1月11日(木)、総本部代官山道場にて2024年最初の稽古始めとなる総本部鏡開き稽古が早朝午前6時30分より行われた。今年は4年ぶりに人数制限を解除して実施され、松井章奎館長、山田雅稔総本部長、総本部の福田勇師範、八巻建志師範、杉村多一郎師範をはじめ、関東地区を中心とした各支部長、道場責任者、指導員、現役選手、総本部道場の年間努力賞受賞者など約70名が参加した。

まず松井館長から「極真会館の新年における行事は1月4日からの三峯冬合宿と1月11日の鏡開きから始まります。こういった大山総裁の時代から60年以上続いている年頭の恒例行事を、日時を変えることなく続けていくことが大事ですし、それがやがて伝統になり、格式や権威になっていきます」と挨拶があり、稽古は準備運動、基本の手技・足技を各30本と最後は円形逆突きで、約1時間にわたって行われた。また、稽古後には総本部道場の2023年度年間努力賞の表彰式があり、全員で記念撮影をして稽古を終了した。

その後、場所を道場下の1階FLUXカフェに移して小宴が催され、最初に能登半島地震、および羽田空港の航空機事故で亡くなられた方々に全員で黙祷を捧げ、松井館長から「石川県能登地方を震源とする大規模な地震により犠牲となられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。被災地ではまだ不安な日々が続いていると思いますが、皆様の安全と一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます」との言葉があり、「昨年は大山倍達生誕100年の年であり、4年に一度の全世界空手道選手権大会を開催する年として、皆様にも多大なるご尽力をいただき、各行事を滞りなく終えて2024年という新しい年を迎えることができました。この場をお借りして心から感謝申し上げます。今年2024年は大山倍達没30年を慰霊する年であり、国際空手道連盟極真会館創立60周年を迎える年に当たり、昨年とは違った意味で節目の年になりますので、気を引き締めて活動に取り組み、成功裏に終えた第13回世界大会を弾みにして、さらにステップアップできるような一年にしていきたいと思います。また、2024年が皆様にとって健康で充実した一年となるよう心から祈念し、私の新年の挨拶とさせていただきます。本年もどうぞ宜しくお願い致します」と挨拶があった。
続いて総本部特別顧問の待田京介先生が乾杯の音頭を取って開宴し、各支部長が新年の挨拶と今年の抱負を述べ、山田総本部長による一本締めで盛況の内に中締めとなった。