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1月4日(木)~6日(土)、大山倍達総裁ゆかりの地である埼玉県秩父市の三峯神社にて毎年恒例の年頭行事「2024年総本部冬合宿」が実施され、1月1日の能登半島地震で被災した方々の無事や世界中で困難な状況に置かれている人々に一日も早く平穏な日々が訪れるよう三峯神社と大山総裁の御霊に祈願して合宿が開始された。
また、今年は4年ぶりに一般の道場生も参加して昇段審査やマラソン大会などコロナ禍前の通常の形に戻って行われ、松井章奎館長、八巻建志師範、杉村多一郎師範をはじめ国内の支部長、国内または海外からの昇段審査受審者、一般道場生など約100名の参加があった。




合宿初日はまず午前7時30分に池袋の総本部からバスで出発し、到着後の13時40分に大山総裁の顕彰碑に参加者全員で参拝。続いて宿舎内の報徳殿に移動して2024年最初の稽古は、入念な準備運動、基本、移動、型(鉄騎その1、その2、その3)が行われた。
稽古後には六段の特別昇段授与式が執り行われ、合宿に参加した柿沼英明師範、細野由人師範、宮脇英彰師範、川本英児師範、入澤群師範の5名に松井館長より帯と認定の昇段状が手渡された。



また、夜の館長講話では昨年11月に行われた第13回世界大会の総括や今年は極真会館の創立60周年と大山総裁没後30年にあたる節目の年であるとの話があり、その後の質疑応答では参加者の質問に館長がユーモアを交えて応え、大山総裁とのエピソードや未来の極真会館の在り方などの話を聞くことができた。




2日目は夜明け前の6時30分より氷点下の気温の中で早朝稽古が行われ、神社拝殿で祝詞を受け、大山総裁の御霊が祀られている祖霊社を参拝。午後からは報徳殿にて初段から伍段まで41名が受審する昇段審査が行われ、松井館長が要所要所でアドバイスを送るなど、受審者にとっては貴重な機会となった。






また、昇段審査と平行して一般参加者は三峰の山頂からダム湖までを往復する22kmマラソン大会(少年部は約4.5km)に臨み、4年ぶりに行われたマラソン大会で充実の汗を流した。そして夜には恒例の演芸大会が実施され、各班が趣向を凝らした芸を披露して大いに盛り上がった。


最終3日目も同じく6時30分より早朝稽古、この日は基本の後に八巻師範の指導で姿勢や体の使い方の稽古が行われ、拝殿で祝詞を受けて三峯神社での稽古を終了。朝食後に三峰山を下山し、途中に流れる清浄の滝で滝浴び修行を行い、2泊3日の冬合宿を締めくくり、夕方無事に池袋に到着して全日程を終了した。

※なお、この冬合宿の模様はKYOKUSHIN ONLINEまたは極真プライムで後日配信される予定です。
KYOKUSHIN ONLINE URL:https://www.kyokushin.net

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