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6月13日(日)、全国選手強化委員会の主催によるS・Aクラスの選手を対象にした強化稽古が総本部代官山道場において実施された。この日は、赤石誠日本代表監督、アルトゥール・ホヴァニシアン師範、安島喬平コーチ、竹岡拓哉コーチが指導を担当し、第12回世界大会チャンピオンで4月25日に100人組手に挑戦した上田幹雄や昨年第52回全日本大会準優勝の西村界人、2020全日本女子大会優勝者の佐藤七海ら男女計11名の選手が集まり、2週間前からの体調チェックシートの提出や当日の検温など感染防止対策を講じて稽古を行った。

昨年からのコロナ禍のため、全日本トップの強化選手が集合して稽古を行うのは一昨年の第12回世界大会に向けた強化合宿以来、約1年9カ月ぶりとなった。まず赤石監督の号令と指導で基本稽古、移動稽古からスタートし、安島コーチの指導で約束1本組手の受け返し、アルトゥール師範の指導で相手のコンビネーションに対する受け返しが行われ、最後は竹岡コーチの号令で自由組手を行って約2時間の稽古を終了した。

赤石監督は「全体的に各選手とも良い動きをしていて、各支部や道場で普段からしっかり稽古していることが確認できました。また、今回のようにトップ選手が集まって稽古できたことで、各々の課題が見えたり、刺激を受けたと思うので、今後の大会に向けてモチベーションを高く持ち、引き続き稽古を継続してほしい。また、コロナの感染状況などを踏まえ、定期的にこういった場を設けて、今日参加できなかった地方のS・A選手にも次回は参加してもらい、選手のレベルアップを図っていきたい」と語った。