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1月31日(日)、全国選手強化委員会の主催による中学生以上の競技選手を対象にした第2回目のオンライン強化稽古が実施された。この日は、総本部代官山道場に赤石誠日本代表監督をはじめ、一昨年世界女子大会で優勝した永吉美優と選手強化委員会のコーチ陣が集まり、全国58支部から400名以上の選手が参加した。

稽古に先立ち松井章奎館長から「コロナ禍の厳しい状況ですが、武道を志す上では常在戦場という意識で常に自分自身の心技体を磨いておくという心構えが大切です。今日の稽古が明日の稽古、その先の稽古に繋がるようなつもりで頑張ってください」との挨拶があり、まず赤石監督の号令で基本稽古からスタート。次いで竹岡拓哉コーチが「押しを利用した効果的な攻め方」、鈴木雄三コーチが「足掛けからの技の派生」、森善十朗コーチが「効かせる技の的確な出し方」、永吉美優が「外国人選手に勝つための前蹴り」をそれぞれのテーマとして指導を行い、最後に今年から強化委員会のメンバーに加わったアルトゥール・ホヴァニシアン師範の号令でバービージャンプ等、試合でスタミナ切れを起こさないための補強運動でフィジカルを鍛え稽古を締めくくった。

今回のオンライン強化稽古を終えて赤石監督は「今は大会の開催が難しい状況ですが、いつ開催されてもいいように普段からしっかり稽古して技術を磨いておくことも空手の修行の一つです。今回の指導内容をぜひ普段の稽古でも取り入れて吸収してほしいと思います」と話し、オンラインで稽古を見守った木山仁委員長は「今回も400名を超える全国の選手が参加し、組手や試合に対する全国選手のモチベーションの高さを実感しました。今後も定期的にこのようなオンライン強化稽古を実施して、選手の意識を高め、技術力向上を図っていきたい」と語った。

※オンライン強化稽古の模様はKYOKUSHIN ONLINEにてダイジェスト版を配信しています。KYOKUSHIN ONLINEへの会員登録がお済みでない方は会員登録の上、ご視聴ください。

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