松井章奎館長就任30周年祝賀会
2024年10月25日
10月24日(木)、『国際空手道連盟 極真会館 館長 松井章奎君の就任30周年を祝う会』が都内ホテルにて催され、発起人や後援者の方々をはじめ、支部・道場関係者など1000名以上が出席して松井館長の就任30周年を祝った。
松井館長は、1994年4月26日に逝去された創始者・大山倍達総裁の遺志により後継者に指名され、2週間後の1994年5月10日に行われた全国支部長会議で「二代目館長」となることが正式に発表され、「国際空手道連盟 極真会館 館長」に就任した。
祝賀会は、まず発起人代表の小沢一郎氏、志太勤一氏、楠本浩之氏、加藤友康氏、そして松井館長がステージに上がり、続いて40名の発起人とその関係者が5つの樽を囲んで縁起の良い鏡開きを行ってスタート。また極真会館ブランディング・アドバイザーで、クリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和氏から祝福のビデオメッセージが紹介され、続いて1994年の館長就任から現在まで30年の歩みを綴った記念映像が上映された。
次の演武では、親子での競演や少年部による型や組手、最後は迫力満点の試割りが行われ、幼年や青少年からシニア世代まで老若男女あらゆる世代の人々に愛好され、武道団体として活動の幅を広げる極真会館の日々の稽古の一端が披露された。
最後に挨拶に立った松井館長は、「皆様のご支援やご協力のおかげで無事に30年目のこの日を迎えることができました。謹んで御礼申し上げます。今年2024年は極真会館創立60周年、大山倍達総裁没後30年となる大きな節目の年です。私が団体を引き継いだ後、『国際空手道連盟 極真会館』という団体名を変えることなく、聖地と言われた東京・池袋に総本部道場を置き、世界大会をはじめとする数々の恒例行事を引き継ぎ、一日の滞りもなく活動を続けてまいりました。今後も、『頭は低く、目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点として他を益す』という極真の理念に則り、空手の理想である『地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手』を実践し、品格のある格調高い空手を日々追求しながら、社会に有用たる唯一無二の武道団体を目指してまいります。また、この度の30周年を機に、極真会館がこの先50年、100年と未来永劫歩みを続けていくためにも、次世代への確かな引き継ぎを行い、極真会館の更なる発展に向け邁進していく所存です」と語り、盛会のうちに宴を終えた。