8/4全国選手強化稽古を実施
2024年8月4日
8月4日(日)総本部代官山道場において、6月の第39回全日本ウェイト制大会後初となる全国選手強化稽古が総本部代官山道場で実施され、ウェイト制大会で入賞した選手や高校生以上の強化選手など約60名が参加した。
稽古はまず日本代表・赤石誠監督の号令で準備運動、基本、前屈立ちから移動せずにその場で突き蹴りを繰り出すなどの稽古を行い、基本が実際の組手に繋がる意識を選手たちに植え付けた。
続いて体幹強化の一環として押し相撲や首相撲、膝を床に付いた状態での相撲を行い、自身の体幹部を鍛えて正しい姿勢をキープすることや逆に相手の体幹の崩し方を学んだ。
その後の組手稽古では選手が階級別、またはウェイト制大会入賞者&昨年の世界大会代表選手とその他の強化選手というようにレベル別に分かれて約1時間にわたって行い、続いて鎌田翔平コーチの号令で様々なコンビネーションでのミット打ちの反復練習。最後は腹打ちと補強で約4時間の稽古を締め括った。
全体の指揮を執った赤石監督は「全日本ウェイト制大会が終わり、上位に入賞した選手も入賞を逃して悔しい思いをした選手も、それぞれ自分の反省点や課題点が見つかり、それらを改善するためにこの強化稽古が良い意味での刺激やカンフル剤になったと思います。3年後の無差別世界大会の前哨戦となる来年春の世界ウェイト制大会で優勝するためには、まず秋の第56回全日本大会で勝つことが第一条件。今回の強化稽古も9月(14日~16日)に行われる強化合宿もそういったテーマで行うので、選手たちも高い意識を持って稽古に参加してほしい」と各選手たちの活躍や成長に期待の言葉を掛けた。