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9月15日(金)~18日(月・祝)、埼玉県越生町にて極真会館全国選手強化委員会主催の「世界大会代表選手強化合宿兼全国選手強化合宿」が実施され、世界大会代表の男子・女子選手とリザーブ選手、全国強化選手など約50名が集合し、赤石誠監督をはじめ各コーチの指導を受けた。


第13回世界大会日本代表選手

第13回世界大会情報・チケットのご案内

稽古は早朝のラントレーニング・フィジカルトレーニングから始まり、朝食後にミーティングを行って過去の試合映像などから外国人選手の技術や戦術を研究し、午前と午後に世界大会の本番を想定した対人稽古をメインにした組手稽古が行われた。

また、2日目の午後には、全国選手強化委員会委員長で第8回世界大会優勝者の木山仁師範が合宿地を訪れ、現役時代に得意にしていた様々な技術を解説し、また第10回から第12回世界大会まで日本代表監督として選手たちを指導していた経験をもとに世界大会で戦う上での心構えなどを選手たちに指南した。過去に世界大会や全日本大会で数多くの実績を残した木山師範の空手理論に触れ、選手たちはさらにモチベーションを上げて3日目、4日目の稽古に取り組み、2カ月後に控えた世界大会に向けて心技体の向上を図った。

赤石監督は「今年は2月から毎月強化稽古や合宿を実施してきましたが、今回の強化合宿はその仕上げとなる技術稽古や追い込み稽古を中心に行いました。今年は残暑も厳しいなかで、各選手が世界大会代表であるという誇りを胸に全員で一致団結して励まし合い、苦しく厳しい稽古を乗り越えたことで、技術面や体力面はもちろん、精神的にもひと回り成長してくれたと感じています。今回の第13回世界大会は大山倍達総裁の生誕100年と重なり、空手母国である日本にとって非常に大事な大会になります。前回に続いて必ず男女ダブル優勝を成し遂げられるように、選手たちも、我々指導陣も覚悟をもって挑んでいきたい」と合宿の手応えと本番に向けた決意を語った。

また今回の合宿には「FLUX CONDITIONINGS」のトレーナーが同行し、選手たちのコンディショニングやケアに当たった。