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7月16日(土)~18日(月)、2022年総本部夏合宿が山梨県山中湖にて実施され、松井館長の総指揮のもと、一般部、壮年部、女子部、少年部など約100名が参加した。

今年の夏合宿はコロナ禍により2019年以来3年ぶりで、稽古中もなるべくマスクを着用するなど感染防止対策を徹底しての実施となった。まず初日午後の館長稽古は、準備運動と基本稽古を中心に一つ一つの動作や技をどのように組手に活かすのか、また空手や稽古に対する考え方や稽古に取り組む心構えなど松井館長から丁寧な指導があり、こまめな休憩と水分補給をしながら約3時間に渡って稽古が行われた。

夜の館長講話では、松井館長が極真会館の歴史や今後の方向性などを話され、また質疑応答コーナーでは大山総裁との思い出や館長の選手時代の試合についてなど参加者の質問にユーモアを交えて回答し、めったに聞くことのできない貴重なお話に参加者は真剣に聞き入っていた。

2日目は早朝5時30分から約10kmのマラソン大会、午前10時から体育館での午前稽古は赤石誠師範代の号令で基本稽古、続いてアルトゥール・ホヴァニシアン師範の号令で審査の際によく行われる移動稽古の指導があった。その後リレー大会の代わりに押し相撲大会が行われ、小学低学年・高学年・中高生・女子・一般壮年に分かれて優勝を争った。

14時30分からの午後稽古は屋外で、6月の全日本体重別大会で優勝したコンスタンティン・コバレンコ、2018年全日本ウェイト制優勝者の樋口知春、昨年真正会全日本大会で優勝した谷川蒼哉の3人の全日本チャンピオンによるテクニックセミナーが行われ、最後は夏合宿恒例の綱引き大会で大いに盛り上がった。

また夜の演芸大会では各班が趣向を凝らした芸が披露されてさらに盛り上がり、その後例年であれば小宴が催されるが、今年はコロナ禍のため小宴は行わずに就寝となった。

最終日は富士山がくっきり見渡される壮大な風景の中で5時30分より野外稽古が行われ、基本、移動、型、班別稽古など、約2時間に渡って稽古を行い、充実した2泊3日の夏合宿を締めくくった。