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5月16日(日)、全国選手強化委員会の主催による中学生以上の競技選手を対象にした第3回目のオンライン強化稽古が実施された。この日は、総本部代官山道場に赤石誠日本代表監督をはじめ、アルトゥール・ホヴァニシアン師範、竹岡拓哉コーチ、そして昨年全日本女子大会で優勝した佐藤七海が集まり、全国80以上の各道場から約450名の選手が参加した。

今回から稽古の司会進行役を竹岡コーチが務め、まず赤石監督の指導による基本稽古と移動稽古からスタートした。続く対人稽古では二人組で先攻と後攻に分かれ、相手の技を受けて同じ技を返す受け返しが行われた。次いで佐藤七海が「試合の主導権を握るためのポジショニングからの突き」をテーマにした技術指導を行い、最後にアルトゥール師範が下半身強化の補強トレーニングと強化した脚部を蹴りにつなげるストレッチ運動の指導があり、約2時間半の稽古が締めくくられた。

オンライン強化稽古を終えて赤石監督は「今後、夏に向けて大会開催の準備を進められていますし、もし試合がなかったとしても普段からしっかり稽古して技術を磨いておくことも空手の修行として大事なことです。今回の指導内容をぜひ普段の稽古でも取り入れて各選手の技術向上に役立ててほしいと思います」と話した。