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新年 明けましておめでとうございます。

皆様方には平素より国際空手道連盟 極真会館の活動に御理解と御支援を賜り誠にありがとうございます。

一昨年は、大山倍達総裁がご逝去されて30年目を迎え、私も館長に就任して30年目となり、同時に国際空手道連盟 極真会館 創立60周年を迎える節目の年でした。
そして、昨年は極真会館にとって次の70周年、将来的には100周年に向けたリスタートの年であり、1月の三峯冬合宿から12月の全日本選手権大会に至るまで、一年間の恒例行事を無事滞りなく執り行うことができ、こうして新たな年を迎えることができました。これも偏に皆様方の深い御理解と御協力の賜物であると、この場をお借りして心から御礼を申し上げます。

昨年の主な行事で言えば、4月に第7回目となる全世界体重別空手道選手権大会、8月に全日本体重別空手道選手権大会、12月の年末に第57回全日本空手道選手権大会を開催しました。
どの大会においても結果・内容ともに選手たちの成長を実感することができ、2年後の2027年秋に予定される体重無差別による第14回全世界空手道選手権大会に向けた試金石と言える大会だったと思います。

また、全日本体重別選手権大会は、新たに国際空手道連盟に賛助会員として加盟していただいた全日本真正空手道連盟 真正会との共同主催で2年ぶりに、従来行ってきた全日本ウェイト制大会を兼ねる形で開催しました。今年は真正会と大会やイベントのスケジュールを調整し、より密接に交流を深めていく中で全日本体重別、無差別の全日本選手権大会はもとより、従来の国際親善大会や極真祭などの各行事をさらに充実させていく予定ですので、ぜひ期待していただくとともに、御協力を宜しくお願い致します。

改めて「国際空手道連盟 極真会館」とは、我々の師である大山倍達が波乱万丈の人生の中で様々な経験を経て導き出した「頭は低く、目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点として他を益する」という極真の理念に基づき、「真を極める」という志を団体名として活動を展開する武道団体です。また極真空手とは、師が教示した「実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない」「力なき正義は無能なり、正義なき力は暴力なり」という独自の精神性に則った「実践空手・実戦空手」(実際に行うという意味と実際に戦うという意味を併せ持つ空手)を標榜する空手道であり、日々稽古に精進する中で『最強』『一撃必殺』といった武術の理想を追求するとともに、『極真会館・命知元年』で示した『世界平和を目指し、武道空手道の普及による社会体育活動を通じて、社会に有用たる人材の育成に努める』という団体活動目的と『最強求道の志・相互互恵の志・永続繁栄の志』という3つの団体活動指針を基盤としています。極真会館は、日本の優れた伝統文化である武道精神と極真空手の普及によって、老若男女を問わず全ての方々の実生活の充実や健康増進、青少年の育成、社会福祉、国際交流など、それらによって社会の健全化と世界平和の一助となり、社会に有用たる団体を目指すという志をもとに活動している「武道団体」であり、「社会体育団体」であります。

さて、2026年の大きな行事としては、まず幼年から壮年まで様々な世代の選手が世界中から集う「国際親善空手道選手権大会」を今年は5月上旬のGW期間中に開催します。次に6月に全日本体重別空手道選手権大会、8月下旬に極真祭を例年通り予定しており、11月には先に述べた2027年第14回全世界空手道選手権大会の日本代表選手選抜戦となる第58回全日本空手道選手権大会を開催いたします。
特に11月の第58回全日本大会は一年後の世界大会を見据えて海外からも強豪選手の出場が見込まれ、まさに世界前哨戦と呼ぶにふさわしいレベルの高い激闘が繰り広げられると期待しておりますので、出場される選手の皆さんはより一層稽古に励み、意識を高く持ってそこに臨んでいただきたいと思いますし、応援または観戦される皆さんも大いに楽しみにしていただきたいと思います。

その一方で、前述のように我々「国際空手道連盟 極真会館」が「武道団体」であり「社会体育団体」であるならば、極真会館においての競技会や大会というのは、主催・運営する側も、また参加する選手にとっても「修行の場」でなければならないということが言えると思います。
「武道・武術」である以上は「最強を目指す」という意味での「実戦性」を追求する大会であり、競技会である以上は師が常々教示した「地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手」「品格と理念のある空手が極真空手である」という意味においての美しい技の競い合いがなされるように「競技性」を高め、社会体育活動である以上は「安全性」の確保を最重要視して、そこに武道としての「精神性」や極真としての「理念」が顕在化される大会でなければならないと考えております。
皆様方には、ぜひともそういった趣旨に御賛同いただき、今年も変わらぬ御支援、御協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

新年を迎えましたが、今もなお世界中で紛争が続き、多くの問題を抱える中で、政治的には転換期を迎え、日本国内では毎年のように地震や豪雨といった自然災害に悩まされ、まさに今は激動の渦中と言えます。逆に言えば、このような状況であるからこそ武道団体としての極真会館の活動の真価が問われる時であり、またこのような時代であるからこそ、極真会館という団体も、我々武道を志す個人も、今一度、極真の理念や大山総裁の教えを念頭に置き、そこに従って恥じない日々を送らなければいけないのではないかと思います。
2026年が皆様にとって健康で充実した一年になることを心から御祈念申し上げ、また我々の活動が皆様にとって何らかの好循環を促進し、世界の和合と平和に貢献できることを祈願して、私の新春における挨拶に代えさせていただきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。
押忍。

2026年1月1日
国際空手道連盟 極真会館
館長 松井章奎

KYOKUSHIN ONLINE「館長 松井章奎より2026年新年のご挨拶」