2025年総本部夏季昇級審査会を実施
2025年6月29日
6月29日(日)、総本部代官山道場において、少年部、一般・壮年・女子部を対象にした2025年総本部夏季昇級審査会が実施された。
審査は総本部道場と総本部代官山道場の合同で、松井章奎館長、福田勇師範、八巻建志師範が立ち会い、少年部は白帯・オレンジ帯と青帯~茶帯の2つに分かれ、一般・壮年・女子部と併せて3クラス合計89名が受審した。
審査に先立ち松井館長から「知らないことを知ることが勉強で、出来ないことを出来るようにするのが稽古です。出来ないことも失敗することも決して恥ずかしいことではありませんが、出来ないことをそのままにしておくのが一番いけません。審査は現状の自分が何が出来なくて、何が苦手なのかを、審査員の目を借りて確認する機会です。苦手なことや出来なかったことでも毎日少しずつ稽古を積み重ねていけば必ず出来るようになります」と挨拶があり、基本稽古、柔軟、拳立て、移動稽古、帯跳び・棒跳び、逆立ち歩行、ボール蹴り(一般・壮年・女子)、型、組手と実技審査が進んでいった。
また、八巻師範からは「基本や移動や型は単純に決められた動作を繰り返すのではなく、常に相手がいることをイメージしながら自信を持って行ってください」と注意があり、組手に関しては「相手の足元ばかりを見ていると上段の蹴りに反応できません。目線を下げずに相手の全体を見るようにしてください」とアドバイスがあった。
最後に松井館長は「帯の色が上がれば、その分の責任が伴いますから、下の帯の後輩たちの模範となるように帯にふさわしい実力を身に付けなければいけません。そして、審査を受けた全員が黒帯を取得できるように努力して頑張ってください」と話され実技審査を終了、その後、筆記審査を行い、全ての審査を終了した。