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7月15日(土)~17日(月・祝)、2023年総本部夏合宿が山梨県山中湖にて実施され、松井章奎館長、福田勇師範、八巻建志師範をはじめ、一般部、壮年部、女子部、少年部そして11月に開催される第13回全世界空手道選手権大会に出場する代表選手やリザーブ選手など約130名が参加した。

まず初日午後の館長稽古は、準備運動から始まり、基本稽古・移動稽古を中心に一つ一つの技や動作をどのように組手に活かすのか、また空手や稽古に対する考え方や稽古に取り組む心構えなど松井館長から丁寧な指導があり、こまめな休憩と水分補給をしながら約2時間半に渡って稽古が行われた。続いて夜の館長講話では大山倍達総裁生誕百年についての話や来年創立60周年を迎える極真会館のこれまでの歴史、さらに今後の方向性などが話題となり、また質疑応答コーナーでは館長の選手時代の試合や百人組手についてなど参加者の質問にユーモアを交えて回答し、めったに聞くことのできない貴重なお話に参加者は真剣に聞き入っていた。

2日目は早朝5時30分から代表選手も一緒に参加して約10kmのマラソン大会、一般参加者は午前10時からの野外稽古では八巻師範の指導、午後14時30分からは日比野丈二指導員によるセミコンタクトルールの組手稽古と恒例の綱引き大会、そして夜は演芸会が行われ、その後に代表選手一人一人が世界大会に向けた抱負を語るなどの時間が設けられて参加者と交流を深めた。最終3日目は5時30分から野外で樋口知春選手による効果的な下段蹴りの指導や班別稽古、リレー大会を行って2泊3日の夏合宿を締めくくった。

また、世界大会代表選手は初日の館長稽古後に赤石誠監督の指導で組手稽古、2日目は早朝マラソン大会に参加し、午前はコンビネーションや崩し技などテーマを決めた対人稽古、午後は八巻師範の指導で姿勢や体軸の重要性や身体の使い方の指導が行われ、3日目早朝はアルトゥール・ホヴァニシアン師範の指導でフィジカル強化の稽古を行い、11月の本番に向けて士気を高めた。