全日本空手道連盟による第19回講習会を実施
2016年11月19日
公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第19回目の講習会が11月19日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
この日は16:00から横道正明先生の組手講習が行われ、まず移動稽古からスタート。前屈立ちから、追い突き、三本突き、上げ受け(上段受け)、上げ受けから逆突き、外受け、外受けから逆突きが行われ、横道先生は「受けはすべて半身。引き手で引っ張り込むようにして腰を切ることが大切」と説明され、さらに前蹴り、前蹴りから追い突き、廻し蹴り、廻し蹴りから逆突きを移動稽古で反復した。
続いて組手の構えからの移動稽古に移り、横道先生は組手の構えについて「しっかり脇を締めて、自分の中心を守るように半身になる。下半身は前足にやや体重を乗せ、カカトを浮かしてリズムを取るように軽く動いた状態から素早く技を出す」と解説。前回行った刻み突き、刻み逆突き、廻し蹴りから逆突きなどを行い、横道先生からは「全空連の試合では近い間合いで相手を叩くような突きではなく、後ろ足で床を蹴る力を使って遠い間合いから一気に踏み込んで目標に向かって真っ直ぐ突く」と注意があった。
小休止をはさみ、2人組で攻め手と受け手に分かれて、攻め手の刻み突き、刻み逆突き、前蹴り、廻し蹴りを仕掛け、受け手がそれを受けて捌く稽古が行われた。「受け手は相手の攻撃を捌いたら、即座に自分の攻撃を返せるように意識して下さい」と横道先生。最後に2人組で打ち込みの稽古を行って。この日の講習会は終了した。
次回の講習会は、来週11月26日(土)15:00より行われる予定である。