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EVENTREPORT

7月19日(土)~21日(月・祝)、2025年総本部夏合宿が山梨県山中湖にて実施され、松井章奎館長、福田勇師範、八巻建志師範、入澤群師範、赤石誠師範をはじめ、一般部、壮年部、女子部、少年部の道場生が参加した。また各稽古では小まめな休憩や水分補給、決められた時間内で集中して行うなど熱中症対策を徹底して行われた。

初日はまず午前8時30分に池袋の総本部前からバスで出発し、到着後の14時30分より稽古がスタート。最初に松井館長から空手や稽古に対する意識の持ち方や稽古に取り組む心構えなどについての説明があり、赤石師範の号令で準備運動、基本、移動、その後は二人組になり相手の肩、中段、下段に触れてポイントを競う対人稽古が行われた。







夕食後の館長講話では大山道場から極真会館が創設された経緯や団体が発展していった歴史、今後の展望などが語られ、その後の質疑応答では参加者の質問に館長がユーモアを交えながら回答され、館長の選手時代のエピソードや百人組手の経験談といった興味深い話を聞くことができた。

2日目は早朝5時30分から約10kmのマラソン大会、朝食後の午前10時からの稽古は八巻師範が担当し、立ち方、座り方、姿勢や呼吸から準備運動、基本稽古まで丁寧な解説と指導が約1時間半にわたって行われた。

続いて昼食後の午後14時30分からの午後の稽古は4月の全世界体重別大会重量級で優勝したコバレンコ・コンスタンティンを筆頭に、同大会で活躍した樋口知春、谷川蒼哉といった総本部師所属の現役トップ選手3名によるスペシャルテクニックセミナーが行われ、後半は夏合宿恒例の綱引き大会で大いに盛り上がり、夜は懇親会が催されて和やかなムードの中で各道場から参加した道場生同士で交流を深めた。









3日目の早朝稽古は、屋外のグラウンドに移動して雄大な富士山を背に基本稽古、そして最後は型・撃砕その1、最破、鉄騎その3の稽古と、各班ごとにその3つの型から1つを選んで皆の前で発表し、それぞれの道場生が技術と経験値を高め、充実した2泊3日の夏合宿を締めくくった。