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2019年ロシア支部冬合宿が1月10日(木)から16日(水)まで実施され、総本部正指導員のアルトゥール・ホヴァニシアン師範、昨年第50回全日本大会優勝者の上田幹雄が指導員として派遣された。
今回の合宿はアレキサンダー・イパトフ・ロシア支部長の主催で、首都モスクワ郊外において行われ、ロシア国内の各地域から支部長、道場責任者、選手、一般道場生など300名以上が参加した。
稽古は1日3回行われ、主にアルトゥール師範は基本の動作から改定ルールをベースした組手の技術を、また現役チャンピオンの上田は試合における実戦的なテクニックを指導し、上田はロシアのトップ選手との組手稽古にも積極的に参加して交流と技術交換に努めた。
また合宿では稽古の他に審判講習会のセミナーや最終日に昇段昇級審査が行われ、組手審査では上田も相手役に加わり、受審者に自らの技術や経験を伝えた。

昨年夏のロシア、ポーランド、12月のロシアに次いで4度目の合宿参加となった上田は「海外に赴くたびに参加される皆さんの空手への情熱や日本に対する尊敬の念を強く感じ、それが自分の稽古や試合へのモチベーションアップにつながります。また今年は世界大会が開催されるので、ロシア勢と共に稽古できたことを自分の中でプラスに転化させて、本番の大会で納得のできる結果が残せるように精進していきたいと思います。このような貴重な経験をさせていただき、現地でお世話になったイパトフ師範、ロシア支部の方々、アルトゥール師範、そしてサポートして頂きました総本部の皆様に心から感謝致します」と今回の合宿の感想と11月の世界大会へ向けての決意を述べた。

◎神奈川横浜北支部