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1月11日(金)、東京都渋谷区の本部直轄代官山道場にて、総本部の2019年最初の稽古始めとなる総本部鏡開きが早朝午前6時30分より実施された。稽古には松井章奎館長、郷田勇三最高顧問、山田雅稔総本部長をはじめ、全国から支部長や指導員、第12回全世界大会日本代表の鎌田翔平、髙橋佑汰らトップ選手、一般道場生など約100名が参加し、基本稽古を中心に約1時間にわたって大きな気合いを轟かせた。
 稽古後には道場にて小宴が催され、松井館長より「昨年は第50回全日本空手道選手権大会をはじめ各行事を滞りなく終え、2019年という新しい年を無事に迎えることができました。心から皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 今年は11月に第12回目を迎える全世界空手道選手権大会が開催されます。極真会館は1975年の第1回大会以来、4年に一度の世界大会を軸にして4年、あるいは8年というサイクルで新陳代謝を繰り返し、成長を遂げてきました。また来年には東京オリンピックが控えていて、新種目として採用された空手競技に大きな注目が集まっています。実際に極真会館の中にもオリンピックでメダルを狙う全空連の選手たちと一緒に稽古している選手もいますし、決して他人事と思わず、それらを自らの発奮材料にしていただきたいと思います。
 極真会館では数年前からイメージの刷新やルール改定、新たにセミコンタクトルールの組手競技を実施したりと様々な改革に取り組んできました。これを留めることなく、50年後、100年後に極真会館がより良い形で存続し、社会における武道体育団体として有用たるものであるようにという志で、現在それらの改革に取り組んでいるのですから、特に指導者の皆さんはその事をよく自覚していただき、団体全体として、また個々の皆さんにとって、今居る場所より一つ上の階段を上がるような意識で活動に励んでいただきたいと思います。2019年が皆さんにとって健康で有意義な発展の年となるよう心から祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。本年もどうぞ宜しくお願い致します」と挨拶があった。
 続いて待田京介総本部顧問が乾杯の音頭を取って開宴。山田総本部長をはじめ各支部長の挨拶の後、2018年総本部年間努力賞の授賞式があり、郷田最高顧問による一本締めで盛況の内に中締めとなった。