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10月14日(日)、本部直轄代官山道場において、少年部、壮年・女子部、一般部を対象にした2018年総本部秋季昇級審査会が実施された。審査には松井章奎館長、福田勇師範が出席し、各クラス合計77名が受審。午前10時より少年部、14時00分より壮年部・女子部・一般部の審査が行われた。
最初に松井館長から「審査は皆さんが正しいやり方で稽古ができているか、また自分は何が得意で何が苦手なのかを確認する機会です。苦手なことをそのままにしておくのではなく、少しずつでもいいので克服できるようにすることが大事です」との話があり、また「上の帯の人は下の帯の人よりも強くて上手くて賢くて優しくなければいけません。それが帯の色を変えて上の帯をもらうことの責任になります。道場では下の帯の人から尊敬される対象になることを心掛けてください」等、審査の要所で稽古に対する取り組み方や空手の技や立ち方、姿勢、礼の仕方など様々な解説があった。最後に「単なる運動やエクササイズではなく、常に相手をイメージしながら目的意識を持って動作するのが空手の稽古です。そのためには技を作り上げる創造力と相手をイメージする想像力が必要で、自分の体と心を自分自身で自在にコントロールできるようにならなければいけません。今日審査を受けた全員が黒帯になれるように努力して頑張ってください」と話され、この日の審査を終えた。